ナモグリバエ(菜潜蠅)
学名:Chromatomyia horticola(= Phytomyza horticola)  双翅目ハモグリバエ科
  Last modified: Oct 13, 2003

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名称   ナモグリバエ(幼虫)
別名   エンドウハモグリバエ,エカキムシ(絵描き虫)
食草   エンドウスイートピーソラマメダイコンキャベツハクサイカブジャガイモトマトネギ
発見状況 ツタンカーメンのエンドウの葉を食害していました。黒い小さな点々は糞でした。
特徴   葉の裏面の葉肉の部分が蛇行状に食害されます。食害の後が白く見えるので,絵を描いたように見えることからエカキムシの別名があります。葉の中で蛹になり,羽化時に脱出します。
幼虫は黄色,蛹は褐色〜黒。
大きさ  約 2 mm
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/04/23
撮影者  青木繁伸 home


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名称   ナモグリバエ(幼虫)
発見状況 上側は取り出した幼虫
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/04/23
撮影者  青木繁伸 home


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名称   ナモグリバエ(幼虫)
発見状況 白い所は葉の本体から分離しているので,表皮を簡単にはがすことができます
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/04/23
撮影者  青木繁伸 home


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名称   ナモグリバエ(蛹)
発見状況 黒くなっているのは蛹でした
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/04/23
撮影者  青木繁伸 home


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名称   ナモグリバエ(成虫)
発見状況 ツタンカーメンのエンドウの葉にとまっていました。何をしているのかな〜と思ってしばらく見ていると...
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/05/03
撮影者  青木繁伸 home


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名称   ナモグリバエ(成虫)
発見状況 産卵中のようでした
大きさ  頭から羽の先まで約 7 mm ほどだったと思います
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/05/03
撮影者  青木繁伸 home


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左上:蛹は葉の表面に何か突きだしています。
右上:成虫はそこを破って出てくるようです。
左下:雌の成虫は触覚が短いようです。
右下:出てきた中にはちょっと様子の違うものが混じっていました。寄生蜂のようです。
撮影場所 群馬県前橋市
撮影日付 2003/05/04
撮影者  青木繁伸 home



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