ジャガイモ(じゃが芋)  ナス科  Last modified: Aug 10, 2005

photo  学名:Solanum tuberosum
 別名:バレイショ(馬鈴薯),ニドイモ(二度芋)
 花期:初夏

 原産地はペルーやボリビアなどアンデス山脈の高地原産。北海道のジャガイモがおいしいのはそのためでしょうか。日本にはオランダ船がインドネシアのジャカルタ(当時の名前はジャカトラ)から伝えたので,ジャカトライモと呼ばれていたそうです。この名前の付け方はサツマイモ(薩摩芋)と似ていますね。鹿児島ではリュウキュウイモ(琉球芋),沖縄ではカライモ(唐芋)と呼ばれるように,伝わってきた経路の名前が付くわけです。また,その他にもジャガイモはバレイショ(馬鈴薯),ニドイモ(二度芋;春と秋に二度収穫する)などとも呼ばれます。
 ナスの仲間なので花はナストマトに似ています。地上部にはトマトがなり,地下ではジャガイモができる「ポマト」と呼ばれる,ジャガイモとトマトのあいのこ(実際は接ぎ木?)が話題になることもありますが,同じ仲間であればさもありなんというところでしょうか。

 May 09, 1998

photo  May 09, 1998

photo  Jul 15, 2005


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