No.20527 Re: t検定について 【TY】 2013/11/21(Thu) 10:29
T.TEST関数の4番目の引数について,"1"は対応のあるt検定を指定するものであり,"2","3"の対応のない検定とはデータの構造が全く違いますので,ご注意ください。
対 応ある検定とは,人に刺激を与える前と後の差を人ごとに調べたり,同じ人の右手と左手に別の薬を塗って反応を比較したり,のように,データに対応がつけら れて,個人ごとに差をとってからそれが0であるかどうかを検討する場合に適用します。異なる人から取ったデータでも,二つの群から背景因子などでマッチン グしたペアが作ってあれば,対応のある検定を適用することになります。
"2"(等分散,普通のt-test) にするか,"3"(不等分散,Welchの検定) にするかは,考え方次第ですが,最初からWelchでもいいと思います。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Average/t-test.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/BF/index.html
No.20553 Re: t検定について 【竹内啓】 2013/11/21(Thu) 23:26
ありがとうございます。t検定を安易に使っていた事を恥ずかしく思います。完全に勉強不足でした。もっと勉強しま す。統計学ほど,誤用が多い分野は無いと思います。私は統計学者では無く統計を道具としてだけ使っていましたが,間違っている事にきずきました。頑張って 基本からやり直します。^o^
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