★ Re: 具体的には ★

4970. Re: 具体的には 青木繁伸 2004/11/17 (水) 22:37
├4973. Re: どなたか教えて下さい。 青木繁伸 2004/11/18 (木) 00:10
│└4986. Re: マトリクスの意味 浦城 2004/11/18 (木) 10:08
│ └4987. Re^2: マトリクスの意味 みき 2004/11/18 (木) 10:10
│  └4992. Re^3: マトリクスの意味 にゃんちゅう 2004/11/18 (木) 22:37
│   └4993. Re^4: マトリクスの意味 みき 2004/11/18 (木) 23:27
└4972. Re^2: 具体的には 若輩者 2004/11/18 (木) 00:09
 └4974. Re^3: 具体的には 若輩者 2004/11/18 (木) 00:14


4970. Re: 具体的には 青木繁伸  2004/11/17 (水) 22:37
何も反応がないのもなんなので。

先行研究はないのでしょうか。
なにぶん,私はこの分野というか,さっぱりわかりませんので。
どなたかよろしく。

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4973. Re: どなたか教えて下さい。 青木繁伸  2004/11/18 (木) 00:10
> 先行研究はあまりこういう内容を扱っていません。

ということなので,よくわかっている方もいるかもしれませんが,初歩的な質問をさせていただきます

血縁者間
    c1  c2  c3  c4
c1  85  12   4   8
c2  18   4   0   2
c3  0    3   2   8
c4  14   4   7   9
        
非血縁者間        
    c1  c2  c3  c4
c1  15  18   2  16
c2   0   7   5   7
c3   7   1   2   2
c4  10   7   0  76

血縁者間,非血縁者間というのは要するにデータグループが二つあると言うことでしょうね。

そ れぞれのグループについて集計された表の,行と列はそれぞれどういうことを表すのでしょう。C1とかC2が何を表すのかと言うことではなくて,概念です。 たとえば,行はある年についての観察,列はその後何年か経ってからの観察とか。そういうことなら,一致率の検定というのが一つの解ではあるでしょうが,一 致率の検定は,一つの群においての一致率ですから,一致率が二つの群において同等であるかどうかと言う検定は私は知りません。
一致率ではなくて,相関関係というとらえ方でよいのなら,二つの群での相関係数が同じかどうかという検定はあります。
一致率については
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Kappa/kappa.html
相関関係については
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Corr/corr.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Corr/spearman-corr.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Corr/kendall-corr.html
をみて,ご自分で考えてみてください。

数字を示されただけでは何にもわかりません。
かといって,C1とかC2が具体的に何を表すのかを説明されても,その専門家でない人には何も聞かなかったのと同じ(猫に小判状態)です(たぶん)。

専門分野のお話を,他の人にもわかるように説明するのが,「説明責任」ということでしょうか(^_^)

なお,下手なたとえ話はしない方がいいです。よけい混乱すること請け合いです。

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4986. Re: マトリクスの意味 浦城  2004/11/18 (木) 10:08
はじめまして
横合いからのレスで失礼します

マトリクスに関してはマルコフモデル等で出てくるような推移の回数をカウントしたマトリクスだと思えばいいのでしょうか?

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4987. Re^2: マトリクスの意味 みき  2004/11/18 (木) 10:10
レスありがとうごさいます。
おっしゃる通りマルコフモデルの推移行列だと思って
いただければいいです。

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4992. Re^3: マトリクスの意味 にゃんちゅう  2004/11/18 (木) 22:37
おそらく対数線形モデルを使うのがいいでしょう.このようなタイプの分析するときはECTAタイプの出力がのぞましい.3元の飽和モデルを推定し,3次の交互作用で該当の項目が有意な係数となればいいということになる.

原理的には2元クロス表を期待値として3元クロス表の残差を求める.調整済み残差を求め評価するという手もありそうだが.そのとき標準化残差の前提を満たすものができるのか不明.

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4993. Re^4: マトリクスの意味 みき  2004/11/18 (木) 23:27
レスポンスありがとうございます。
・ECTAタイプの出力
・2元クロス表を期待値として3元クロス表の残差を求める.
・調整済み残差を求め評価する

これらについて詳しく知りたいのですが,どのような参考書を見ればいいか教えて下さい。お願いします。


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4972. Re^2: 具体的には 若輩者  2004/11/18 (木) 00:09
> なにぶん,私はこの分野というか,さっぱりわかりませんので。

私もサッパリなのですが,たまたま思いついたことがあったので,とりあえず....はずしていたらゴメンナサイ.

分野はともかく,データだけ見ると,非対称の近接度行列が2枚ある,非対称の2相3元データの分析の話になるのかなという気がします.

はずしてます??
はずしてなければ,以下.

たとえば,親の職業×子の職業という非対称の行列(職業移動表)が,1955,1965,1975,1985の4枚あるというようなデータを分析している論文があります.
Okada, A. and Imaizumi, T. (1997). Asymmetric multidimentional scaling of two-mode three way proximities. J. Classification, 14, 195-224.

もし,こんな感じで目的に合致しそうであれば,MDS(Multidimentional Scaling:多次元尺度構成法)の関連手法で何かいいのがあるかも知れません.

非対称のMDS自体まだそれほどはメジャーで無いので(千野先生の本がありますね.未見ですが....webは http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~chino/asym_contents.html かな?),非対称で3元だと,なかなかプログラムが無いかも知れません.

対称の行列にできるのであれば,話は簡単なのでしょうけれど....

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4974. Re^3: 具体的には 若輩者  2004/11/18 (木) 00:14
あ,ちなみに

> Okada, A. and Imaizumi, T. (1997). Asymmetric multidimentional scaling of two-mode three way proximities. J. Classification, 14, 195-224.

のお2方は,立教大の岡太先生,多摩大の今泉先生です.

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