例題:
「標本の大きさが 24,ケンドールの順位相関係数が 0.493 のとき,母相関係数が 0 であるかどうか検定しなさい。」
検定手順:
例題では,$n = 24$,$r = 0.493$ である。
例題では,$\Pr\{|\,Z\,|\geqq 1.96\}= 0.05$ であるから,$P = \Pr\{|\,Z\,|\geqq 3.37509\} \lt 0.05$ である(正確な有意確率:$P = 0.0007379$)。
例題では,有意水準 $5\%$ で検定を行うとすれば($\alpha = 0.05$),$P \lt \alpha$ であるから,帰無仮説を棄却する。すなわち,「母相関係数は $0$ でない」と結論する。
演習問題:
「標本の大きさが 47,ケンドールの相関係数が $-$0.214 のとき,母相関係数が 0 であるかどうか検定せよ。」
問題1 帰無仮説はどれか。a,b のいずれかを解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。
問題2 検定統計量 $Z$ を求めなさい。答えは小数点以下 4 桁目で四捨五入した値を解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。
問題3 有意確率は 0.05 より大きいか小さいか。a,b のいずれかを解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。
問題4 有意水準 $5\%$ で検定を行うとき,帰無仮説は棄却できるかできないか。a,b のいずれかを解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。
問題6 最終的な結論はどうなるか。a,b のいずれかを解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。
応用問題: