珍しいモノ(15) バオバブの花とリュウゼツランの花     Last modified: May 15, 2002

Aug 20, 1999

バオバブの花

 今年のお盆休みは,プリウスに乗って単独で香川県へ帰省しました。

 帰りに京都府立植物園へ寄ることが一つの目的でした。そして,そこで,大変珍しいものを見たのです。日本で初めて,バオバブに花が咲いたというのです。植物園の入り口に,「バオバブの花 開花中」という掲示が出ていたので,これは是非見なくてはいけないと思ったのですが,その時点では日本初とは知らなかったのです。これは確かに「珍しいもの」でしょう。ちょっと残念だったのは,写真に撮った花は盛りを過ぎて,ちょっと茶色っぽくなっていることです。なんとなくクラゲを連想させるような形でした。
 20日の朝刊にもこの記事が出たということをテレビ朝日の番組の中で言っていました(簡単な紹介だったので,どの新聞かはっきりわかりませんでした)。まだ数個つぼみがあったので,近々京都へ行かれる方は,寄ってこられるといいかも。8月16日。



リュウゼツランの花  帰省中にもう一つ見た珍しいものは,リュウゼツランの花です。リンクしたページにも書いてあるように,まさに地方新聞に記事が出ていました。8月15日

 “神秘”リュウゼツラン開花 高松の民家

 60年に一度しか咲かないと言われる珍しいリュウゼツラン(竜舌蘭)が高松市内の民家で三年前に次いで二度目の開花をし,近所の人らの話題を集めている。
 開花したのは同市由良町の内科医,森田竹千代さん(43)方庭先。母親の千代子さん(72)が43年前の小学校教員当時に教え子からもらった小株を庭先に植えたのが三年前に四十年ぶりにして初めて開花。移植した小株が今夏,再び成長した。
 前回の開花に比べ,幹の太さ,小枝の数も一段とアップ。アスパラガスを大きくしたような直径40センチほどの茎が群生する葉の根元から垂直に7メートルほど伸び,三十本ほどの小枝に黄緑色の穂状の花が無数に開花。真夏の太陽を浴び,神秘的な輝きを見せている。
 森田さん宅では,近所の人らの鑑賞用に夜もライトアップ。吉兆を予感させる幻想的な風情はお盆過ぎまでは楽しめそう。千代子さんは「めったに見ることのできない花が二度も見られ,とても幸せな気分」と話している。

      四国新聞 1999年8月15日 地方版



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