No.20794 Re: 一元配置分散分析 【青木繁伸】 2014/01/26(Sun) 23:31
群ごとのサンプルサイズのアンバランスは,なんら問題ありません。
5件法で得られたデータなので,検定手法で分散分析(平均値の差の検定)を選択するのはそもそも不適切でしょう(多重比較のturkey-kramer法も同じく不適切)。
まあ,間隔尺度と仮定するとしたならば,等分散性が満たされないなら,ウェルチの方法を採ればよいでしょう。
クラスカル・ウォリス検定(多重比較)が適切とは思います(多重比較は,ページの後半)。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Average/kwtest.html
No.20796 Re: 一元配置分散分析 【タフマン】 2014/01/27(Mon) 10:54
こんにちは。ご親切に御教授下さり,ありがとうございます。
クラスカル・ウォリス検定という検定方法があるのですか。
ご紹介くださったページを参考にし,一度検定を行ってみます。
誠に,ありがとうございました。
No.20822 Re: 一元配置分散分析 【タフマン】 2014/02/03(Mon) 13:31
大変お世話になっております.
御教授頂いた通り,クラスカルウォリス検定とScheffeの多重比較でTurkey-Kramerの時とほぼ変わらぬ結果となり安心しました.ありがとうございました.
これに関して質問させていただきたいのですが,なぜScheffeの方法を使ったのかと聞かれた際にはどう答えるのが適切なのでしょうか.
いろいろと調べたのですが,論文等によって見解が違うようで,一般的にどう考えるのが適切なのかご教授願いたく,ご質問させていただきたく存じます.
よろしくお願い申し上げます.
No.20823 Re: 一元配置分散分析 【青木繁伸】 2014/02/03(Mon) 14:19
> なぜScheffeの方法を使ったのかと聞かれた際にはどう答えるのが適切なのでしょうか.
どういう質問でしょうか?
>> 5件法で得られたデータなので,検定手法で分散分析(平均値の差の検定)を選択するのはそもそも不適切でしょう(多重比較のturkey-kramer法も同じく不適切)。
ということでよいのでは?
No.20824 Re: 一元配置分散分析 【タフマン】 2014/02/03(Mon) 16:29
青木先生
御教授ありがとうございます.
質問された際には,そのように応えたいと思います.
また,初歩的とは思いますが,なぜ5件法だと平均値の差の検定は不適切なのでしょうか.
No.20825 Re: 一元配置分散分析 【青木繁伸】 2014/02/03(Mon) 16:48
> なぜ5件法だと平均値の差の検定は不適切なのでしょうか.
順序尺度データだから,平均値など取れないでしょう?
>> まあ,間隔尺度と仮定するとしたならば,等分散性が満たされないなら,ウェルチの方法を採ればよいでしょう。
とも書きましたけど。
No.20826 Re: 一元配置分散分析 【タフマン】 2014/02/03(Mon) 17:25
青木先生
ご指摘いただいた内容が理解できました.
どうもありがとうございました.
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