No.11627 大規模調査との比較、正答率に有意な差があるか  【たく】 2010/01/02(Sat) 14:42

ある問題について,700人程度の調査を行ったところ,正答率がA%でした。

その調査よりも正答率を高めるために40人に対してある実験を行い,その後上と同じ問題で調査を行います。
正答率が高まったかどうかを統計的に確認するには,どのような処理をすればよいのでしょうか?

教えてください。

2つの調査の被験者に同一人物はいません。

No.11629 Re: 大規模調査との比較,正答率に有意な差があるか  【青木繁伸】 2010/01/03(Sun) 10:25

レポートとか宿題でないことを祈りつつ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/diff-p-test.html
700人という中途半端な数字で,母比率の検定にしようかどうしようか迷わせるとか。
まあ,どうせなら,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Cross/Fisher.html
のほうがもっといいだろうということもあります。

No.11630 Re: 大規模調査との比較,正答率に有意な差があるか  【たく】 2010/01/03(Sun) 15:27

ご教示いただき,ありがとうございます。
学生ではありませんが,ある報告書を提出することになり,結果をどのように処理して解釈していくかで行き詰まっておりました。
指導していただける方もおりませんので,こちらを利用させていただきました。

[二群の比率の差の検定]ですが,手元の書籍には[母比率の差の検定]というものが書かれています。
この2つは同じものでしょうか?違うものでしょうか?

No.11631 Re: 大規模調査との比較,正答率に有意な差があるか  【青木繁伸】 2010/01/03(Sun) 21:12

例示のデータで言えば,「700人程度の調査を行ったところ,正答率がA%」というのを母比率と考えれば「母比率 の検定」と言うことになりますし,「700人程度の調査を行ったところ正答率がA%,別の40人ではB%ということになった」と言う場合には,A,B に差があるかどうかということなら二群の比率の差の検定ということでしょう。さらに,その正確な検定ならばフィッシャーの正確検定ということでしょう。
検定法が違えば,計算方法も違うので,P値も違うので,結論も違う可能性があります。

No.11633 Re: 大規模調査との比較,正答率に有意な差があるか  【たく】 2010/01/05(Tue) 01:06

ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

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