★ カイ二乗検定について ★
9582. カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/06 (月) 20:12
└9584. Re: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/06 (月) 22:08
└9585. Re^2: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/06 (月) 22:29
└9586. Re^3: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/06 (月) 22:46
└9587. Re^4: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/06 (月) 23:10
└9588. Re^5: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/06 (月) 23:18
└9590. Re^6: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/07 (火) 03:52
└9591. Re^7: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/07 (火) 08:15
└9600. Re^8: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/07 (火) 17:24
└9602. Re^9: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/07 (火) 21:15
9582. カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/06 (月) 20:12
はじめまして。
カイ二乗検定を行おうとしたのですが期待度数が低く検定できません。
2×2以上(5×8)のクロス表なのですが,この場合,直接確率法を用いてから下位検定を行ったほうがよいのでしょうか?
それとも多分ですが5×8の40データ間に有意差ありと出る見込みはあります。
そこで,カイ二乗検定や直接確率法を行わずして
ライアン法で40データのどこに差があるか?を求めてもよいのでしょうか?
論文等見る限りではこのような方法をとっているものはまだ観たことがないのですが…
すみません。長くなってしまって…まとめますと
(1)カイ二乗検定ができず直接確率法も難しいので,
これらの検定を行わずしてライアン法実施してもよいのでしょうか?
(2)ライアン法による最初(一回目の)比率比較が有意でなければ40データ間に有意差はみられないといってもよいのでしょうか?
長くなりましたがご教授のほど,よろしくお願い致します。
|
[このページのトップへ]
9584. Re: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/06 (月) 22:08
> そこで,カイ二乗検定や直接確率法を行わずして
> ライアン法で40データのどこに差があるか?を求めてもよいのでしょうか?
お答えでなくて恐縮ですが,教えて頂きたいことがあります。
ライアン法って,どういうふうにやるんでしょうか。
それと,ローマ数字とか丸付き文字はお使い頂かないようにお願い致しております。
|
[このページのトップへ]
9585. Re^2: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/06 (月) 22:29
読み辛い文字を使用したこと,申し訳ありませんでした。
ライアン法はパラメトリック,ノンパラメック両方に可能な多重比較法です。計算式はパラメトリック,ノンパラメトリックで異なり,表(t値を参照するような表)も必要なので省略させて頂きますが。
カイ二乗検定が期待値低く不可能である。直接確率計算も実際行うには労力的に難しい。
という状況で
下位検定(多重比較:カイ二乗や一元配置の分散分析で【有意】とでた時にその値間に有意差が生じているのかをみる検定)ライアン法というのは手計算ですができる範囲にあると見立てています。
そこで質問が被りますが,普通下位検定(ライアン法はここに分類されます)は上位検定(分散分析やカイ二乗等)が【有意】であった場合に行うものだと認識していますが,
条件的にその上位検定ができない(この場合期待度数5未満のセルが存在するためカイ二乗検定できない)場合に下位検定のみ行うというのはよいのでしょうか?
感覚的には有意差はありそうです。
また,ライアン法(比率を比較する場合)ではまず【最大の比率】と【最小の比率】に差があるか否かを検定します。それで【有意差なし】と出た場合,その検定にかけたデータ(この場合40カテゴリのデータ)間に差がないと言えるらしいです。
しかし,これは参考本からの情報であり,いきなり下位検定に類する検定法を用いて結果・考察をしてもよいものかとの疑問があり先生にご教授して頂きたく書き込みさせて頂きました。
ライアン法自体は多重比較の一種で下位検定に分類されますが,上位検定が条件的に不可能な場合,下位検定のみから結果・考察を述べてよいものか否か(論文ではこのような方法をとっているものを見たことがありませんので…),誠にお手数お掛け致しますがよろしくお願い致します。
|
[このページのトップへ]
9586. Re^3: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/06 (月) 22:46
本質的でない部分で失礼しますが
> 直接確率計算も実際行うには労力的に難しい。
まさか,手計算でやろうとしていたとか?
そんなわけないですよね。
コンピュータを使ってもおいそれと計算できない分割表も少なくはないですが。。。
|
[このページのトップへ]
9587. Re^4: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/06 (月) 23:10
申し訳ありません。
現段階でこの方法,下位検定であるライアン法からのみ結果・考察を述べることができるか否かに気をとられていまして…
計算式をプログラムできるみたいですので検定方法が決まり次第そのプログラムを組もうと思っています。
周辺部にまで気を回していただいて恐縮です。
|
[このページのトップへ]
[このページのトップへ]
9590. Re^6: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/07 (火) 03:52
ありがとうございます。
手計算でやってもいいくらいの勢いでしたが紹介して頂いた頁を使わせて頂きたく思います。
ところで,話は戻りますが,
カイ二乗検定→有意が認められば下位検定(どこに有意な差があるのか?)
分散分析→有意であれば下位検定(どこに有意な差があるのか?)
といったステップが王道というかよく目にするパターンですが,
今回見たくいきなり下位検定であるライアン法を用いるというのは信頼性・妥当性等において前記の方法よりも劣るのでしょうか?もし,避けた方が良いようならばまた考えさせて頂こうと思います。
夜分遅くに申し訳ありませんが,御手隙の時にでもご教授頂ければ幸いです。それでは,失礼致します。
|
[このページのトップへ]
9591. Re^7: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/07 (火) 08:15
> 今回見たくいきなり下位検定であるライアン法を用いるというのは信頼性・妥当性等において前記の方法よりも劣るのでしょうか?もし,避けた方が良いようならばまた考えさせて頂こうと思います。
この掲示板でもよく挙げられる,
統計的多重比較法の基礎,永田/吉田,1997,サイエンティスト社
を参考にしてみて下さい。
また,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc008/026.html
も読んでみてください。
それと,私はやはりライアン法というのが気になります。
原論文2編は知っておりますが,あれに今回あなたが触れているような下位検定として使える方法が書いてありましたっけ。
ボンフェローニ法とは違って,ライアン法は単に有意水準の調整だけではなかったと記憶しているのですが。
|
[このページのトップへ]
9600. Re^8: カイ二乗検定について 南和弘 2006/03/07 (火) 17:24
色々丁寧に参考文献まであげてくださいましてありがとうございました。
私もライアン法を完全に把握しているわけではないのですが,
多重比較の際,一対比較が数回繰り返されます。そして,比較した2つの値間に有意差があるか否かをみるのですがその時,有意水準の調整が必要になるようで,それを組み込んだ比較法がライアン法らしいです。
ご教授頂いた分でとりあえずやってみようと思います。昨日は夜分遅くまでありがとうございました。
|
[このページのトップへ]
9602. Re^9: カイ二乗検定について 青木繁伸 2006/03/07 (火) 21:15
南さんがご覧になっているライアン法の解説されてる参考文献はなんでしょうね。
残差分析の手順がちゃんと書いてあるのですか?
|
[このページのトップへ]
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 037 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る