★ 何を使えば…。 ★

5884. 何を使えば…。 TOM 2005/02/07 (月) 18:42
├5967. Re: 何を使えば…。 DISIR 2005/02/12 (土) 23:00
├5900. Re: 何を使えば…。 Hi☆Rose 2005/02/08 (火) 15:35
│└5905. Re^2: 何を使えば…。 TOM 2005/02/08 (火) 19:49
│ ├5909. Re^3: 何を使えば…。 ひの 2005/02/08 (火) 22:22
│ │└5910. Re^4: 何を使えば…。 青木繁伸 2005/02/08 (火) 22:33
│ └5906. Re^3: 何を使えば…。 青木繁伸 2005/02/08 (火) 20:49
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│    └5926. Re^6: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) 青木繁伸 2005/02/10 (木) 10:16
│     ├5968. Re^7: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) Hi☆Rose 2005/02/12 (土) 23:09
│     └5936. Re^7: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) TOM 2005/02/10 (木) 22:57
│      └5937. Re^8: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) 青木繁伸 2005/02/11 (金) 00:39
└5885. Re: 何を使えば…。 青木繁伸 2005/02/07 (月) 20:56


5884. 何を使えば…。 TOM  2005/02/07 (月) 18:42
よろしくお願いします。現在,ガラスの破壊枚数の違いを用いて,衝撃吸収材料の評価を行っています。材料の種類は7種類あり,各 材料の試料数は10枚です。1枚の試料をガラスの上に敷き,その上から鉄球を落として10枚中何枚のガラスが割れるかを評価しています。これを7種類の材 料間で効果があるか,ないかを比べたいと思っています。どのような,統計処理方法を用いれば,材料間の差の有無を評価できますでしょうか?

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5967. Re: 何を使えば…。 DISIR  2005/02/12 (土) 23:00
単に7種類の材料ということで質的変数について7水準ではなく,量的変数(あるいは順序関係のある変数)がいくつかあるというの にできないかと見直してみるのがよいのではないのではないでしょうか?全く関係ない材料を7個選んでいきなり実験するというのはあまりない実験計画という 気がしますし,またそういう結果に対して,検定という方法論を使うというのは賢明ではないと思います。

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5900. Re: 何を使えば…。 Hi☆Rose  2005/02/08 (火) 15:35
>材料の種類は7種類あり,各材料の試料数は10枚です。
 確認しておきたいのですが,10枚重ねて瓦割りの要領で鉄球を落とすということですか?
>どのような,統計処理方法を用いれば,材料間の差の有無を評価できますでしょうか?
 
 ” 材料の効果”とは,”ある条件下でこの試行を行った場合ガラスが何枚割れるかという真の値(母平均)があり,その値の大きさ”をもって定義されるのです ね?ならば,分布を仮定して,平均の差の比較という流れではないでしょうか?これがどのような分布になるのか申し訳ないですが,全く想像がつきません。
ちなみに比較とは,複数の組を比較するならば多重性も考慮してということです。

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5905. Re^2: 何を使えば…。 TOM  2005/02/08 (火) 19:49
>  確認しておきたいのですが,10枚重ねて瓦割りの要領で鉄球を落とすということですか?
ガラス1枚の上に試料1枚を敷いて実験を行ない,試料ごとに10回行います。よってガラスと試料を10枚ずつ使い,そのうちガラスが何枚割れるかで,その試料の効果を比べようと考えています。

>  ”材料の効果”とは,”ある条件下でこの試行を行った場合ガラスが何枚割れるかという真の値(母平均)があり,その値の大きさ”をもって定義されるのですね?
はい,そうです。

ならば,分布を仮定して,平均の差の比較という流れではないでしょうか?
平均の差でよいのでしょうか

> ちなみに比較とは,複数の組を比較するならば多重性も考慮してということです。
多重比較を行いたいと思っています。

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5909. Re^3: 何を使えば…。 ひの  2005/02/08 (火) 22:22
> ガラス1枚の上に試料1枚を敷いて実験を行ない,試料ごとに10回行います。よってガラスと試料を10枚ずつ使い,そのうちガラスが何枚割れるかで,その試料の効果を比べようと考えています。

その場合,鉄球の大きさと落とす高さをよっぽど慎重に選ばないと,全部割れるか一枚も割れないかのどちらかの結果ばかりになってしまうでしょう。通常は落 とす鉄球の条件をいろいろ変えて,どの条件で半数が割れるかを調べるというように実験デザインを組むのではないですか。

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5910. Re^4: 何を使えば…。 青木繁伸  2005/02/08 (火) 22:33
材料および実験条件の均一性にもよるのでしょうが,この種のデータは,「我が社の○○は100パーセントの効率を発揮しました (割れるものはありませんでした)」ということを言いたいのでしょうから,微妙な線引きをするんじゃないでしょうかね。実験条件は当社設定によると か。。。」

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5906. Re^3: 何を使えば…。 青木繁伸  2005/02/08 (火) 20:49
こういうことですか
     割れた 割れない 合計
試料1   ○枚   △枚  10枚
試料2   ○枚   △枚  10枚
  :    :
試料n   ○枚   △枚  10枚
合計   □□枚  ◎◎枚  n×10枚

試料と割れる割れないの独立性の検定でよいのでは?

貴方の実験結果がどのようにまとめられるかを書いてもらえば,他の人にも分かりやすいのでは???

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5917. Re^4: 何を使えば…。 TOM  2005/02/09 (水) 12:38
> こういうことですか
>      割れた 割れない 合計
> 試料1   ○枚   △枚  10枚
> 試料2   ○枚   △枚  10枚
>   :    :
> 試料n   ○枚   △枚  10枚
> 合計   □□枚  ◎◎枚  n×10枚
>
> 試料と割れる割れないの独立性の検定でよいのでは?
>
結果は以下のとおりです
   割れた枚数 割れなかった枚数 合計
試料A  1枚      9枚     10枚
試料B  2枚      8枚     10枚
試料C  1枚      9枚     10枚
試料D  3枚      7枚     10枚
試料E  1枚      9枚     10枚
試料F  8枚      2枚     10枚
試料G  4枚      6枚     10枚
合計   19枚      51枚     70枚

これはある同一条件で行った結果です。今後はこの条件で効果の最も低いものを排除し,鉄球のサイズをあげた条件で再度残りの試料を評価しようと考えています。これを繰り返してどの材料が良いのかを評価したいと考えています。

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5925. Re^5: 何を使えば…。 Hi☆Rose  2005/02/10 (木) 01:18
> これはある同一条件で行った結果です。今後はこの条件で効果の最も低いものを排除し,鉄球のサイズをあげた条件で再度残りの試料を評価しようと考えています。これを繰り返してどの材料が良いのかを評価したいと考えています。
 青木先生の挙げられておられる独立性の検定における下位検定の手法を私はしりません。もしあるなら後学のためにお教え頂ければと思います。
  それとは別にもし,実験環境が許すなら(そしてTOMさんの行おうとしておられる検定が,ある素材の広告目的であり,統計的にフェアであるよりもある結果 を出すことを求められているのでなければ)もし,比較されるのでしたら,お書きのような方法ではなく,予定されている条件すべてをすべての試料で行い,そ のうえで統計にかける方がフェアだと思うのですが,,,
 と,いうかおっしゃっておられる方法で,統計処理が必要になる場面がないような気がしますが,,,

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5926. Re^6: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) 青木繁伸  2005/02/10 (木) 10:16
>  青木先生の挙げられておられる独立性の検定における下位検定の手法を私はしりません。もしあるなら後学のためにお教え頂ければと思います。

他にもっと適切なものもあるのかもしれませんが,以下の二つ
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/Pmul-Ryan.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/Pmul-Tukey.html

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5968. Re^7: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) Hi☆Rose  2005/02/12 (土) 23:09
ありがとうございます。勉強になりました。

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5936. Re^7: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) TOM  2005/02/10 (木) 22:57
御教授ありがとうございます
まずは,独立性の検定から行ってみたいと思います。
さらに教えていただきたいのですが,ここであげられているTukeyの方法はパラメトリックの多重比較で用いるTukeyとは,まったく違うものでしょうか?もし違うのであれば,この方法で解析を行えるソフトはありますでしょうか?

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5937. Re^8: 何を使えば…。(比率の差の多重比較) 青木繁伸  2005/02/11 (金) 00:39
> ここであげられているTukeyの方法はパラメトリックの多重比較で用いるTukeyとは,まったく違うものでしょうか?もし違うのであれば,この方法で解析を行えるソフトはありますでしょうか?

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/Pmul-Tukey.html
の下の方にリンクがあります
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/p_multi_comp.html
は,R によるプログラムです。

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5885. Re: 何を使えば…。 青木繁伸  2005/02/07 (月) 20:56
何を使うかというより前に,実験デザインありきだと思いますが。

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