★ 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 ★

2831. 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 クライフ 2004/03/24 (水) 19:01
└2835. Re: 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 青木繁伸 2004/03/24 (水) 21:40
 └2838. Re^2: 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 クライフ 2004/03/25 (木) 09:43
  └2840. Re^3: 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 青木繁伸 2004/03/25 (木) 11:05


2831. 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 クライフ  2004/03/24 (水) 19:01
統計勉強始めたばかりの者です。
基本的なことかもしれないですが,教えていただければ幸いです。

平均値Ea,分散σaという正規分布Gaと
平均値Eb,分散σbという正規分布Gbがあり,

分布Gaから,標本を無作為に100個抽出した時の分布Gaaと
分布Gbから,標本を無作為に10個抽出した時の分布Gbbが
あるとします。

これら二つの分布GaaとGbbの和の分布Sab=Gaa+Gbbの平均値Esと分散σsは,どのように考えればよろしいのでしょうか?
母数が同じ100個であれば,分散の加法性でよいと思っていますが,母数が違うとよくわからなくなってしまいました。
まったくの素人ですので,見当違いなことをいっていたらすいません。。

よろしくお願いします。

     [このページのトップへ]


2835. Re: 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 青木繁伸  2004/03/24 (水) 21:40
確率変数の和の分布と,分布の合成の違いを混同しなければ問題ないでしょう。

前者は
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Bunpukansu/operator-E-V.html

後者は
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Univariate/combine.html

     [このページのトップへ]


2838. Re^2: 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 クライフ  2004/03/25 (木) 09:43
お忙しい中,お返事ありがとうございました。

本HPは,私には難しい点多々ですが,頻繁に閲覧したいと思います。

もう一つだけ,質問があります。
恐縮なのですが,ご教示いただけるとうれしいです。

平均値Ea,分散σaという正規分布Gaと
平均値Eb,分散σbという対数正規分布Gbがあり,

分布Gaから,標本を無作為に100個抽出した時の分布Gaaと
分布Gbから,標本を無作為に10個抽出した時の分布Gbbが
あるとします。

これら二つの分布GaaとGbbの和(Sab=Gaa+Gbb)との二つの分布を合成したときの,それぞれの平均値Eと分散σは,どのように考えればよろしいのでしょうか?

前回は,二つの正規分布でしたが,世の中同じものばかりではないし,異なる二つの分布の和や合成の必要性もあるのではと,ふと疑問に思いました。

それとも,そもそも考え方がおかしいのでしょうか?
よろしくお願いします。

     [このページのトップへ]


2840. Re^3: 標本数の異なる二つの分布の和とその分散 青木繁伸  2004/03/25 (木) 11:05
> 前回は,二つの正規分布でしたが,世の中同じものばかりではないし,異なる二つの分布の和や合成の必要性もあるのではと,ふと疑問に思いました。

提示したページに書いてあるように,複数の標本を混みにしたときの平均値と分散(標準偏差)は,標本ごとの「標本サイズ,平均値,分散(標準偏差)」の3つの情報だけで計算できます。それぞれの標本のデータ(あるいは母集団のデータ)がどのような分布に従おうと一切関係ありません。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 028 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る