記号としての演算子 $E$,$V$ を次のように定めると都合がよい。 \[ E(x^r) = \sum x_i^r\ p_i \] または \[ E(x^r) = \int_{-\infty}^\infty x^r\ f(x)\ dx \] ただし,$r = 0, 1, 2, \dots$
母平均,母分散は次式のように表すことができる。 \[ \mu = E(x) \] \[ \sigma^2 = E\left \{ \left[ x-E(x) \right]^2 \right \} = E(x^2)-\left[E(x)\right]^2 = V(x) \]
演算規則は以下の通りである。
$a$, $b$, $c$ は定数,$\sigma_{xy}$ は $x$ ,$y$ の共分散,式中の復号は同順。
ここで,$E ( x\ |\ y )$ は,$y$ が与えられたときの $x$ の期待値であり,$y$ のもとでの $x$ の条件付き期待値と呼ぶ。
演習問題:
応用問題: