★ K群の比率の差の検定・多重比較(対比較 )ライアンの方法,について ★

 280 K群の比率の差の検定・多重比較(対比較 )ライアンの方法,について  高野  2002/10/29 (火) 23:16
  281 Re: K群の比率の差の検定・多重比較(対比較 )ライアンの方法,について  青木繁伸  2002/10/30 (水) 11:41


280. K群の比率の差の検定・多重比較(対比較 )ライアンの方法,について  高野  2002/10/29 (火) 23:16
不勉強でお恥ずかしいのですが,よろしくお願いします。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/Pmul-Ryan.html
このページの最下部を拝見していて思ったのですが,「以下に示される組合せ以外の群間には比率の差はない」とされています。
しかし,最大と最小,最大と第2最小および第2最大と最小,というように端と端を対比較していくのであれば,隣り合わせの最大と第2最大の対とか第2最小と最小のついとかは無視して行う方法なのでしょうか?
愚見では,そのように全ペア比較するならボンフェローニの方法しかなくなるかなと考えますが,何か方法はありますでしょうか?
よろしくご教示くださいませ。

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281. Re: K群の比率の差の検定・多重比較(対比較 )ライアンの方法,について  青木繁伸  2002/10/30 (水) 11:41
> しかし,最大と最小,最大と第2最小および第2最大と最小,というように端と端を対比較していくのであれば,隣り合わせの最大と第2最大の対とか第2最小と最小のついとかは無視して行う方法なのでしょうか?
> 愚見では,そのように全ペア比較するならボンフェローニの方法しかなくなるかなと考えますが,何か方法はありますでしょうか?
> よろしくご教示くださいませ。

差の大きいところから比較していくのが順当だろうと言うだけです。
最大と第二最小の比較で有意でなければ,最大と第二最大の比較は当然ながら有意ではないということで,無視しているわけではありません。
最大と第二最小で有意で,最大と第三最小も有意で....最大と第n最小(=第三最大)が有意なら,次に比較されるのは最大と第二最大になりますから。
普通はそこまでは行かないことが多いでしょう。

ボンフェローニは検出力が低いので,データの条件を勘案の上,他のもっとまともな対比較検定を行う方がいいです。

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