帰無仮説 $H_0$: 「分析に使用した独立変数で,従属変数は説明できない」。 対立仮説 $H_1$: 「分析に使用した独立変数で,従属変数は説明できる」。 有意水準 $\alpha$ で両側検定を行う( 片側検定は定義できない )。 |
従属変数の分散は回帰によって説明できる部分と,説明できない部分に分解される。 これを表 1 のような分散分析表の形にまとめる。
変動要因 | 平方和 | 自由度 | 平均平方 | $F$ 値 | 回帰 | $S_r$ | $p$ | $MS_r=\displaystyle \frac{S_r}{p}$ | $\displaystyle \frac{MS_r}{MS_e}$ | 残差 | $S_e$ | $n-p-1$ | $MS_e=\displaystyle \frac{S_e}{n-p-1}$ | $ $ | 全体 | $S_t$ | $n-1$ | $ $ | $ $ |
---|
$F$ 値は自由度が $(p,\ n - p - 1)$ の $F$ 分布に従う。有意確率を $P_{0}$ とすると,
演習問題:
前のページに引き続き,回帰の分散分析を行え。 答え
応用問題: