正規分布を表現する 2 つの母数(パラメータ)である,平均値と標準偏差が分かっているので,名義尺度の場合 または 順序尺度以上の場合により検定をする。
このページでは,母数が分かっていないときに,それをデータから推定した後検定を行う方法を述べた。母数が分かっているときには,既知の母数を用いて期待値を求めればよいからである。なお,名義尺度の場合 を使うときは,自由度の余分な減少はないことに注意すべきである。