棄却限界値 critical value

 検定を行うときの有意水準に対応して,検定統計量の標本分布から定まる値。例えば,有意水準 5% の両側検定で,検定統計量が正規分布に従うとき,5% 両側棄却限界値は 1.96 である。もし計算された検定統計量が 1.96 より大きい場合には帰無仮説が棄却される。ノンパラメトリックな検定手法においては,特にケース数が小さい場合には,専用の数値表が用意されている。

パーセント点も参照のこと。

詳しくは,検定の概念を参照のこと。


Last modified: May 16, 2002
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