ある分布関数において,上側確率(下側確率,両側確率)が $Q$% となる値。統計数値表には種々の分布に対するパーセント点の表が用意されている。例えば,正規分布において,上側確率が 2.5% となるパーセント点は 1.96 である。パーセント点は,信頼区間を求める場合に使われる(統計数値表には限られたパーセント点しかない)。また,統計的仮説検定を行うとき,得られた検定統計量が $Q$ パーセント点より大きいことと,有意確率が $Q$% 以下であることは等価なため,従来は例えば得られた検定統計量が正規分布に従うとき,1.96 より大きいかどうかで判断していた。
実際の計算は,統計学上の分布関数の計算を参照のこと。