統計的仮説検定を行う場合に,帰無仮説を棄却するかどうかを判定する基準。5% あるいは 1% がよく使用される。有意水準5% で検定を行うということは,第 1 種の過誤をおかす危険率が 5% であることを意味する。すなわち,同様の調査・検定を行うと,20 回に 1 回は得られた結論が誤っていることを表す。「有意水準 α で検定すると有意な差が認められた」ということと,「危険率 α のもとで有意な差があるといえる」は同じような意味で使用される。
詳しくは,検定の概念を参照のこと。