R による統計処理--データなどの入出力法 Last modified: Feb 25, 2004
- 作業ディレクトリを指定する
まとまった一連の作業をする場所(ディレクトリ)を前もって指定しておくと,R に対する入出力が簡単になる。
- データをファイルから読む
データはテキストファイルとして用意するのが汎用性が高い。
- テキストファイルからデータを読む
テキストファイルにデータを用意するとき,二通りの方法がある。
一つは,タブや空白やカンマなどで区切られたデータ,もう一つは,区切りのないデータである。
- 区切られたデータを読む
- 区切られていないデータを読む
- 特定のアプリケーションのファイルからデータを読む
- Excel からデータを読む
- SPSS, SAS, Stata, Epi Info, Mnitab からデータを読む
- 上述以外のアプリケーションのデータを読む
- データをクリップボードから読む
エクセルなどで,データ範囲をからクリップボードへコピーしたものを(ファイルを介さずに)R に読むことができる。
- データをファイルに書き出す
データファイルにデータを書き出す場合には,二通りの方法がある。
書き出したファイルを再入力のために使うならば,データフレームとして書き出す方がよい。
- データフレームとして書き出す
- 単純な形式で書き出す
- データをクリップボードを介して Excel に渡す
行列やデータファイル(ベクトルなども)のデータを行を示す余分な文字([1,]など)を除き,タブで区切って表示する。それをクリップボードにコピーして Excel にペーストする。
- 分析結果などをファイルに書き出す
- sink("result") などと指定することにより,それ以降のコンソールへの出力はファイル result へ書き出されるようになる(コンソールには出力されない)。
- ファイルへの出力を終了し,再びコンソールへ表示させるには sink() とするだけである。
もちろん,Word などに貼り込むだけなら,クリップボードにコピーしてペーストするだけでよい。
- ファイルに画像を出力する
- Quartz device の画像は,メニュー File-->Save により,pdf ファイルとして保存できる(Quartz device のウインドウを全面に出してから操作すること)。これが一番簡単かもしれない。
- pdf ファイルとして出力する
- png ファイルとして出力する
もちろん,スクリーン・ショットを撮る(command + shift + 4)という手もある。
- 画像をコピー&ペーストする
Quartz device ウインドウでコピー(Edit-->Copy)して,目的地(例えば Word の文書中)へペースト(Edit-->Paste)できる。しかし,ソウした場合に得られるのはビットマップ・イメージである(美しくない)。
直前のページへ戻る E-mail to Shigenobu AOKI