学名:Passiflora edulis
別名:パッションフルーツ,ショクヨウトケイソウ(食用時計草)
ブラジル原産で,つる性で多年草の果実専用種。日本には明治の中ごろに入ったが,本格的に栽培されず,戦後は愛媛県,鹿児島県,種子島,八丈島など温暖なところで栽培され,鹿児島県下ではジュース産業も行われるようになったとのこと。
クダモノトケイの新つるは柔らかでやや角ばっています。古くなると丸みをおびて木質化し,同時に巻髭と托葉が現れます。葉は大きく 10 から 18 センチあり,葉柄の基部に一対の突起がある。花は白色,ときには淡紫色です。花被は一見して 10 枚に見えますが,花弁とがくが 5 枚ずつ交互に並んでいるのです。その中央から髭状の副花冠が,放射状にたくさん出ています。トケイソウ(時計草)とは趣がかなり異なり,副花冠が長く垂れ下がっています。
果実は卵円形で長さ 5 〜 8 センチで,ジャムやジュースとして利用するとのこと。
ベニバナトケイソウ(紅花時計草),トケイソウ(時計草),オオナガミクダモノトケイソウ(大長実果物時計草),ホザキトケイソウ(穂咲き時計草)
Jun 10, 2001
Sep 25, 1999
長さ 8 センチほどの実がなっていました。
Aug 11, 2001
花と実を一緒に撮影してみました。
Sep 25, 1999
種まきのために買ってきた(?)パッション・フルーツ,食べてみましたが,あまり私の好みではありませんでした。
種を播いたら,二週間ほどで芽が出ました。花が咲くのは何年後でしょう。
Jul 21, 2002
二つ割りにしたところ。
Jul 12, 2005
種です。
Jul 12, 2005
長らく花が咲きそうになかったのですが,咲きましたね。
Jun 14, 2005
Jun 14, 2005