オオオナモミ(大雄なもみ)  キク科  Last modified: May 16, 2002

photo  学名:Xanthium canadense
 花期:秋

 オナモミ(雄なもみ)というのは,メナモミ(雌ナモミ)に対応してつけられた名前で,ナモミの由来については諸説あるらしい。
 オオオナモミはメキシコ原産の帰化植物だそうだが,今では荒れ地に普通に見かけ,私が小学校の頃既にこれを単にオナモミと呼んでいた。
 種子には先の曲がった毬がついており,この実をセーターなどを着ている子供にぶつけあって遊んだ。この実も小動物の毛皮にくっついて遠くまで運んでもらおうという魂胆。同じような仕組みを持つものに,イノコズチコセンダングサ(小栴檀草)がある。

 Oct 04, 1998

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