ミヤコザサ(都笹)  イネ科  Last modified: May 16, 2002

photo  学名:Sasa nipponica

 京都の比叡山で発見されたのでこのような名前になっています。
 北海道,本州(太平洋側),四国,九州の山地に生える,多年生常緑の笹です。雪が少ない(積雪量の年平均が 50 センチ以下)地域に分布します。
 クマザサ(隈笹)と似ていますが,クマザサは背丈が 1 〜 1.5 メートルになり,葉の基部が丸く,先が急に尖るのに対して,ミヤコザサは背丈が 50 〜 80 センチで,葉の先が徐々に細くなるということで見分けることができるでしょう。
 冬には葉の縁が白く枯れます。

 Apr 15, 2000


・ 直前のページへ戻る  ・ E-mail to Shigenobu AOKI
・ 植物園の最初のページへ戻る フレーム版  非フレーム版