ハナショウブ(花菖蒲)  アヤメ科  Last modified: Jan 28, 2008

photo  学名:Iris ensata
 別名:ショウブ(菖蒲)
 花期:初夏

 単にショウブという場合は,たいていハナショウブ(花菖蒲)のことです。しかし,本当の「ショウブ」はサトイモ科で端午の節句の菖蒲湯に使われたりするもので,花は全く違います。
 “いずれがあやめかきつばた”と言われますが,これにハナショウブが加わると,見分けはいっそう難しいかも知れません。もっとも,ハナショウブは花が大きいことや,色は紫(青紫,赤紫)や白が多いということなので,比較的容易に見分けられるでしょう。
 菖蒲田に立つ蛇の目傘をさした着物姿の女性とか,両岸にハナショウブがいっぱい咲いている水郷を船に乗った白無垢の花嫁などといった風景は,いかにも日本的だと思いませんか?

 参照: いずれがアヤメ?カキツバタ?

 Jun 15, 1988

photo  May 28, 1999

photo  Jul 11, 1998

photo  Jun 22, 2000

photo  Jun 20, 2004

photo  Jun 12, 1999


・ 直前のページへ戻る  ・ E-mail to Shigenobu AOKI
・ 植物園の最初のページへ戻る フレーム版  非フレーム版