ポアソン分布の確率関数と分布関数     Last modified: Jun 01, 2006

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使用法

=poisson2(k, λ, flag)
 k 確率変数の取る値
 λ ポアソン定数
 flag 0: 確率関数 F(k), 1: 分布関数 F(k)

エラーチェック
 1)λが 2000 より大きいとき
 2) k が 0 または正の整数値でないとき

使用例

Excel の poisson(k, λ, flag) 関数は,定義式通りに確率関数を計算しようとするので,以下の二つのいずれか(または両方)で計算不能に陥る。コンピュータはあまり大きな値を使えないのだ(「10 の 308 乗」以上はだめ)。

  1. 分子にある,λk の計算でオーバーフローする
    λ = 200 のときには k > 134,λ = 100 のときには k > 154 などと,簡単に計算不能に陥る。

  2. 分母にある,k! の計算でオーバーフローする
    Excel の関数 fact(k) も同じだが,k > 170 で計算不能である。

対策は,分子・分母を対数を使って計算し,差を計算し,最後に逆対数(指数)を計算する。それだけ。


Excel 2004 になって,やっと解決されたようです。

改善後


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