ウメスカシクロバ(梅透黒翅蛾)
成虫別名:ウメクンガ(梅薫蛾)
幼虫別名:ハラアカ(腹赤),コシダカケムシ(腰高毛虫) 学名:Illiberis rotundata  鱗翅目マダラガ科マダラガ亜科
  Last modified: Feb 25, 2006

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名称   ウメスカシクロバ(幼虫)
食草   ウメ(梅)モモ(桃)サクラ(桜)アンズ(杏)スモモ(李)など
発見状況 サクラ(桜)の木の下で
特徴   頭部は黒褐色。胴部は第二腹節で最も太い。体は灰紫色で腹面は紅紫色。黒褐色の短い棘を放射状に射出,そのまわりを刺毛が外側に向かって輪生するのでマーガレットの花のような感じ。
注意:幼虫には毒針毛がある
大きさ  18 mm
分布   北海道,本州,対馬およびシべリア東部の平地
撮影場所 埼玉県嵐山町
撮影日付 2003/05/03
撮影者  akaitori home


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名称   ウメスカシクロバ(幼虫)
体長   20 mm 程度
撮影場所 神奈川県大磯町
撮影日付 2004/05/01
撮影者  一寸野虫 home


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名称   ウメスカシクロバ(繭)
説明   穴明き状の天幕を張った中で繭を作る。繭,蛹共に白いため白一色。写真は羽化が近づき蛹が黒くなった時のもの。同じような穴明き天幕を張るものにヒメシロモンドクガがいる。
発見状況 ウメ(梅)の葉についていた
撮影場所 兵庫県明石市
撮影日付 2004/05/06
撮影者  YAMKEN home


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名称   ウメスカシクロバ(成虫♂)
はねの開張 23 mm ほど
特徴   極似種のリンゴハマキクロバとの識別点:本種は橙丸の翅脈間が翅端側で狭くなっており、この仲間の中では最も前翅の透明感が強い
撮影場所 兵庫県明石市(前蛹状態の幼虫から飼育したもの)
撮影日付 2005/05/18
撮影者  YAMKEN home


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名称   ウメスカシクロバ(産卵)
撮影場所 兵庫県姫路市
撮影日付 2005/08/26
撮影者  kao home



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