オビカレハ(帯枯葉蛾)
別名:ウメケムシ(梅毛虫:ウメによくつくから)
別名:テンマクケムシ(天幕毛虫:孵化した幼虫は天幕状の共同の巣に住むから)
学名:Malacosoma neustria  鱗翅目カレハガ科
  Last modified: May 24, 2006

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名称   オビカレハ(幼虫)
食草   タニウツギ(谷空木)の葉の上にいた。
ウメ(梅)サクラ(桜)モモ(桃)リンゴ(林檎)バラ(薔薇)ヤナギ(柳)ミズナラ(水楢)など多くの樹木。
特徴   背面に赤褐色の二列の帯,その中央に白帯,側面には黒帯と青色帯がある。
卵のまま越冬する。
大きさ  40 〜 50 mm
分布   ヨーロッパから日本(北海道〜屋久島)まで,ユーラシア大陸に広く分布する。
撮影場所 北海道稚内市「北方記念タワー」(丘陵)
撮影日付 2002/07/25
撮影者  U-MA


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名称   オビカレハ(幼虫)
撮影場所 北海道稚内市「北方記念タワー」(丘陵)
撮影日付 2002/07/25
撮影者  U-MA


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名称   オビカレハ(幼虫)
発見状況 サクラ(桜)の木の下のタチイヌノフグリの葉の上にいた。
撮影場所 名古屋市名東区
撮影日付 2002/04/16
撮影者  ちたば


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名称   オビカレハ(幼虫)
発見状況 地面を這っていた。
撮影場所 名古屋市名東区
撮影日付 2002/04/25
撮影者  ちたば


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名称   オビカレハ(天幕)
発見状況 サクラ(桜)の枝に作られた天幕。
撮影場所 名古屋市名東区
撮影日付 2002/04/26
撮影者  ちたば


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名称   オビカレハ(幼虫)
発見状況 畑の姫リンゴに昨秋生み付けられたオビカレハの卵から幼虫が羽化。生まれたばかりの幼虫はまだ模様が入っておらず,茶色一色。
撮影場所 岡山県美作市
撮影日付 2006/04/09
撮影者  kao home


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名称   オビカレハ(繭)
特徴   繭が黄色いのは,糸が黄色いのではなくて,粉がついていて,さわると落ちる。
大きさ  人差し指と比較
撮影場所 名古屋市名東区
撮影日付 2002/04/26
撮影者  ちたば オビカレハの繭で糸を紡ぐ


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名称   オビカレハ(孵化後の卵)
発見状況 卵もすっぽりと天幕が張られ,下の二股に分かれた枝にまで天幕が続き,幼虫達は下の天幕で一塊になっていた。
撮影場所 岡山県美作市
撮影日付 2006/04/09
撮影者  kao home


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名称   オビカレハ(成虫♀)
特徴   雄は薄い黄色の地に前ばねに二本の褐色線がある。雌は赤褐色の地に二本の黄色線がある。触覚は櫛の歯状。雌の櫛歯は短い。
はねの開張 雄は 30 mm,雌は 40 mm
撮影場所 兵庫県明石市
撮影日付 2004/05/15
撮影者  YAMKEN home


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名称   オビカレハ(成虫♂)
撮影場所 兵庫県明石市
撮影日付 2004/05/29
撮影者  YAMKEN home


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名称   オビカレハ(卵)
食草   梅の木に産み付けてあった
大きさ  1 センチほどの幅で,小枝を一周するように卵塊が産み付けてある
撮影場所 群馬県「ぐんまフラワーパーク」
撮影日付 2002/12/15
撮影者  青木繁伸 home



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