アオムシコマユバチ(青虫小繭蜂)
別名:アオムシサムライコマユバチ
学名:Apanteles glomeratus  膜翅目コマユバチ科
  Last modified: Dec 15, 2003

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名称   アオムシコマユバチ(終齢幼虫)
説明   寄生幼虫から出てきた
寄生主  モンシロチョウの幼虫(アオムシ)に寄生する。
雌の蜂は,アオムシに卵を産み付ける。体内で孵化した幼虫は,アオムシの養分を摂取して育つ。アオムシが十分成育した頃,ハチの幼虫はアオムシの体壁を破って体外に出て,繭を作り蛹化する(アオムシの方は蛹化できずに死ぬ)。
中央の大きいのがアオムシ。回りにいる小さいのがアオムシコマユバチ。
分布   日本全土およびヨーロッパ
撮影場所 岡山県倉敷市
撮影日付 2002/06/16
撮影者  こばし home


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名称   アオムシコマユバチ(幼虫)
説明   この寄生蜂は蛹になる前に幼虫の表面に一斉に出てきて黄色い繭を作る。寄生された幼虫は蛹になる能力を奪われ,蛹になる衝動との葛藤で落ち着きなく動き回る。中には薄い皮を通して寄生蜂の幼虫が動いているのが判る場合がある。
撮影場所 兵庫県明石市
撮影日付 2003/12/13
撮影者  YAMKEN home


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名称   アオムシコマユバチ(繭)
撮影場所 岡山県倉敷市
撮影日付 2002/06/16(上の画像の数時間後)
撮影者  こばし home


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名称   アオムシコマユバチ(成虫)
特徴   体は黒色,脚は赤黄色
大きさ  3 mm
撮影場所 岡山県倉敷市
撮影日付 約一週間後
撮影者  こばし home



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