No.20649 Re: 回帰直線の傾きの検定 【Kai】 2013/12/12(Thu) 15:11
Y=aX+b というモデルをあてはめた時に,パラメータaとbの標準誤差とモデルの自由度を使ってt検定を行えば良いと思います.
統計ソフトによってはパラメータ推定値の区間推定の結果が表示されるものもあるのでその結果を利用しても良いと思います.
No.20652 Re: 回帰直線の傾きの検定 【まき】 2013/12/12(Thu) 17:01
Kai様
アドバイスを頂きありがとうございます。
確かに,
t=(aの推定値-1)/aの標準誤差
を 統計量として,モデルの自由度を用いてt検定が可能ですね。まだ私の統計学の理解が十分でないようで思いつきませんでした。現在Rを用いて解析を行ってお りますが,lm関数を用いた線形回帰ではパラメータ推定値の区間推定は出力されません(おそらく類似の関数でも出力されないと思います)ので,t検定を用 いる方法が最も簡便に思えます。
大変参考になる回答を頂き,とても助かりました。どうもありがとうございました。
No.20653 Re: 回帰直線の傾きの検定 【青木繁伸】 2013/12/12(Thu) 17:06
> lm関数を用いた線形回帰ではパラメータ推定値の区間推定は出力されません(おそらく類似の関数でも出力されないと思います)ので
lm が返すオブジェクトを confint 関数に与えれば,信頼区間を求めることができますよ> a <- lm(Sepal.Length ~ ., iris)
> confint(a)
2.5 % 97.5 %
(Intercept) 1.6182321 2.72430044
Sepal.Width 0.3257653 0.66601260
Petal.Length 0.6937939 0.96469395
Petal.Width -0.6140049 -0.01630542
Speciesversicolor -1.1982739 -0.24885002
Speciesvirginica -1.6831329 -0.36386273
No.20654 Re: 回帰直線の傾きの検定 【まき】 2013/12/12(Thu) 17:39
青木先生
コメントを頂きありがとうございます。
>lm が返すオブジェクトを confint 関数に与えれば,信頼区間を求めることができますよ
Rにこんな便利な関数があったとは,知りませんでした...。大変勉強になりました。
ご教示頂いた方法を試してみたところ,t検定に基づいた方法と区間推定に基づいた方法の結果の対応も良く,リーズナブルな結果が得られました。
どうもありがとうございました。
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