No.20641 検定結果の解釈  【Photosynthesis】 2013/12/11(Wed) 18:59

お世話になります。

非常に初歩的な話で恐縮なのですが,検定結果の解釈についてご質問させて下さい。

A〜Tの20名の被験者に対し,負荷前後でストレスの感じ方を1〜10の10段階で評価してもらったところ下記のような結果になったとします(数字が大きいほどストレス大)。

<被験者ID><負荷前ストレス><負荷後ストレス>
A 1 2
B 2 3
C 3 4
D 4 5
E 5 6
F 6 7
G 7 8
H 8 9
I 9 10
J 10 1
K 1 2
L 2 3
M 3 4
N 4 5
O 5 6
P 6 7
Q 7 8
R 8 9
S 9 10
T 10 1

この負荷前後のデータをWilcoxon符号付順位和検定(α=0.05)で検定するとp≒0.0084となり,有意な結果が得られます。

負荷後と負荷前の差(後-前)の中央値は+1であるため,この検定結果の解釈としては,「負荷後に有意に上昇した」で合っていますでしょうか?

負荷前と負荷後の中央値が同じであるため,統計に馴染みがない第三者には結果解釈がしづらいようです。私自身もグラフ化しないとイメージできません。第三者にきちんと説明できるようになるために,非常に初歩的な内容となりますが,質問させて頂きました。
宜しくお願い致します。

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