No.20475 Re: 検定方法の選択について 【青木繁伸】 2013/11/14(Thu) 09:53
回答するためのデータの構造が十分に説明されていません。
No.20476 Re: 検定方法の選択について 【江口】 2013/11/14(Thu) 10:42
説明不足申し訳ありません。
介入前がA群,介入後がB群。
治療法Aを受けた後に副作用がでる人がいてそれを抑えるため薬1〜3を使用していたA群に対して,治療後に予防する薬を予め使用しておくようにしたB群で薬1〜3の使用量が変わったかどうかを見るための調査です。
集めたデータはそれぞれの人に対して治療法Aを行った期間(日)と薬1〜3が必要になったかどうか(Y/N),薬1〜3を使用したそれぞれの期間(日),です。
薬1〜3が必要になったかどうかの差は2x2分割表カイ二乗検定かFisher検定をすればよいのかな?と考えましたが,薬1〜3の使用量がそれぞれ増えたか減ったかを判定したいと考えています。
そもそもデータの集め方にも問題がありますでしょうか?
No.20477 Re: 検定方法の選択について 【青木繁伸】 2013/11/14(Thu) 18:17
同じ人が介入前と介入後でデータを取られているのか。
介入後のデータがない人がいるのか(介入前のデータがない人もいるのか)。
それとも,A群とB群は別々で重複する人はいないのか。
薬1,2,3はかならず3つとも使われるのか。そうでない場合には使われない場合には0日というデータを仮定するのか。
そのあたりがわからないと,「そもそもデータの集め方にも問題がありますでしょうか?」にも答えられない。
No.20479 Re: 検定方法の選択について 【江口】 2013/11/15(Fri) 10:44
A群とB群ともに含まれる人が3人おり,その他の人は重複していません。
薬1〜3は現れた症状別に使うので必ずしも全部使うわけではありません。
使われていない場合は0日ではなくその薬に対しては標本数から除外しようかと考えておりました。
No.20480 Re: 検定方法の選択について 【青木繁伸】 2013/11/15(Fri) 14:03
薬1〜3別々に,以下のように検定を行う。多重性の調整が必要。
● 薬剤の使用のない対象は除外。
● A群とB群の両方に含まれる対象者は除外。
● その上で,日数についての平均値の差の検定(対応のない場合のt検定)を行う。
ただし,まだ疑問は残る。薬1〜3の個別の検定を行う際に,その薬が使われなかったものを検定対象から除くのが正しいか?ある薬だけ使われた対象者とその薬と別の薬が併用されたものを同等に扱うのが正しいのか?
mixed effect model なんかのほうがよいのかもしれない。
No.20484 Re: 検定方法の選択について 【江口】 2013/11/16(Sat) 10:15
Mixed effects modelについて勉強してみて,どちらを行うか検討してみたいとおもいます。
青木先生,お忙しい中何度もご回答いただきありがとうございました。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 046 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る