No.20419 K群の差の検定・多重比較に関して  【A】 2013/11/04(Mon) 16:37

質問させて頂きます。
K群の差の検定・多重比較に関して,(陽性・陰性)と表記したとき,第1群(6・4),第2群(5・5),第3群(0・10),第4群(0・10)となる4群が存在するとします.
χ2 乗検定を行おうとした結果,期待度数が5未満であったため,フィッシャーの直性確率法により各二群を比較した結果得られたP値を,ボンフェローニの補正を かけた有意水準によって判断したところ,4群の比較で有意水準が厳しすぎたのか第2群と第3群(あるいは第4郡)の間に有意差が出ませんでした(この2群 間に差は存在すると考えられます).
他の方法として,ライアンの方法やテューキーの方法を考えましたが,そもそも期待度数が5未満であるためχ2乗検定が適用できず,使用できないのではないかと思います.このような場合,どのようにして多重比較を行ったら良いでしょうか?
ご回答を宜しくお願い致します.

No.20420 Re: K群の差の検定・多重比較に関して  【青木繁伸】 2013/11/04(Mon) 18:55

サンプルサイズが足りないのだということで,あきらめるほうがよいのではないでしょうか?

No.20421 Re: K群の差の検定・多重比較に関して  【A】 2013/11/04(Mon) 19:35

ご回答ありがとうございます。
続けて質問させて頂きます。
では,もし結果としてまとめるならば, フィッシャーの直接確率法で対比較し,ボンフェローニ補正をかけた有意水準で判定して,有意差があるはずのところに有意差がない箇所については,サンプル サイズの不足あるいは補正が厳しすぎたためと理由づけをするのが最も妥当なのでしょうか?
統計的な見地から,上記データをフィッシャーの直接確率法およびボンフェローニ補正で処理することに何か問題はありますか?

No.20422 Re: K群の差の検定・多重比較に関して  【青木繁伸】 2013/11/04(Mon) 20:36

> 統計的な見地から,上記データをフィッシャーの直接確率法およびボンフェローニ補正で処理することに何か問題はありますか?

ないでしょう。

>有意差があるはずのところに有意差がない箇所については,サンプルサイズの不足あるいは補正が厳しすぎたためと理由づけをするのが最も妥当なのでしょうか?

それは,あくまでも,あなたの希望的予測なので,実際はそうではなかったということを謙虚に受けて記述すべきでしょう。

> 上記データをフィッシャーの直接確率法およびボンフェローニ補正で処理することに何か問題はありますか?

とくには,思い当たりません。
検定ファミリーの設定については,既知としてですが。

No.20425 Re: K群の差の検定・多重比較に関して  【A】 2013/11/05(Tue) 11:59

>それは,あくまでも,あなたの希望的予測なので,実際はそうではなかったということを謙虚に受けて記述すべきでしょう。

理解しました.

ご回答を参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。

● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 046 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る