No.20368 全身状態(PS)と副作用発現率 【scdent】 2013/10/24(Thu) 15:37
ある薬剤の使用成績調査のまとめの例が下記にあります。
http://www.jshem.or.jp/shittukan/pdf/myt.pdf
これを見ると,全身状態(PS)が良いほど副作用発現率が高く,ロジスティック回帰分析での結果でも,PS(0 良)の方がPS(4 悪)に比べて有意にリスクが高かったというように書かれています
。
ネットで調べると全身状態が悪い場合の方が副作用発現率が高いとの注意を促すものがあるのですが,上の例ではその逆になっており,そのように逆になっている結果も散見されます。
標本なので,偶発的にそのようなこともあるかとは思うのですが,全身状態が良いほど副作用発現率が高かった理由として,何か他に理由がありましたらお教えください。
No.20371 Re: 全身状態(PS)と副作用発現率 【青木繁伸】 2013/10/24(Thu) 20:57
こういうのは,統計学では答えを出せない。その分野(広く医学といってもだめで,その症状と副作用の専門分野)での議論が必要。ここで答えを得られる可能性は低い。
No.20374 Re: 全身状態(PS)と副作用発現率 【scdent】 2013/10/25(Fri) 09:45
先生,有難うございます。
この掲示板は,かなりの医学関係者が利用されていると思うので,この掲示板を通して経験などを聞かせていただこうと思っている次第です。
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