No.14794 因子分析の負荷量について  【ふかさわ】 2011/06/22(Wed) 17:10

初めて質問します。
論文(Hanna et al. Animal(2009)3:737-743)中のアンケート分析で,因子分析をしています。
その中で,有意な因子負荷量をサンプルサイズをもとにして示しています。具体的には「サンプルサイズが201でp=0.001になるのは負荷量が0.367以上」(英文を質問者訳)として,それを元にして各因子が何を表すのかを考察しています。
関連するか不明ですが,因子分析の方法として主因子法で,4因子を抽出しています。

この因子負荷量の有意性検定とはどのようなものでしょうか?
本文を鵜呑みにすれば,サンプルサイズとp水準さえあれば計算できる方法があるのではないかと想像しています。因子負荷量=因子と各要素の相関係数,と考え,相関係数の有意性検定を試してみたのですが,同じ数字(0.367)にはなりませんでした。

論文中では,参考文献としてStevens J (1986)Applied multivariate statistics for the social scienceを挙げているのですが,洋書で手に入れるのが困難です。

和書や参考になるURL等ございましたら,教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

No.14834 Re: 因子分析の負荷量について  【ふかさわ】 2011/06/24(Fri) 14:23

追伸
相関係数の有意性検定は「標本数による限界値」のことを指しています。
具体的には以下のURLの計算を参照しました。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Corr/corr.html

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