No.14771 Re: 一様分布の加法性 【青木繁伸】 2011/06/20(Mon) 08:38
> 分布の平均値は m1+m2,分散は simga1^2±sigma2_^2 となります
これは,独立な2個の確率変数の和について言えることで,その確率変数がどんな分布に従っていようとも同じことがなりたちます。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Bunpukansu/operator-E-V.html
分布の加法性とは,ある分布に従う確率変数の和も同じ分布に従うということです。
一様分布に従う確率変数の和は一様分布ではありませんから,分布の加法性はないと言うことになります。一様分布に従う2個の確率変数の場合は三角分布,3個以上の場合は正規分布に近づいていきます。
No.14772 Re: 一様分布の加法性 【統計の子猫】 2011/06/20(Mon) 08:57
青木先生,有り難うございました。
分布の平均値は m1+m2,分散は simga1^2±sigma2_^2 という関係は,どんな分布でも成立するけれど,その形が正規分布であり続けるのは,正規分布のときだけということなんですね。
スッキリしました。有り難うございました。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 044 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る