No.14384 二群間比較について。  【NH1006C01F】 2011/03/02(Wed) 15:53

初めてです。色々分かりにくいところがあると思いますがご容赦ください。

喫煙率の統計を行っています。
JTの発表した1000人単位の統計からn(人)と年齢別平均喫煙率及び95%CIが分かります。
当方での検討から,それより大きい単位でのn'(人)と平均喫煙率と95%CIが割り出されました。

この二群間の同じ年齢での比較を行いたいのですが,
上記の情報(n,ave,95%CI)から,p値を求めることが出来ますでしょうか?

No.14386 Re: 二群間比較について。  【青木繁伸】 2011/03/02(Wed) 17:40

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/diff-p-test.html
を参照してください。以下の記号は,そのページにおけるものです。

同 じ母集団から独立な2つの標本を抽出し,その標本比率(p1, p2)に差があるかどうかを検定するには,各標本の大きさ(n1, n2)とその中で注目している特徴を持つものの数(r1, r2)が必要です。注目している特徴を持つものの数ではなく,その割合(p1, p2)が提示されているときは「標本の大きさ(n)×割合(p)」により注目している特徴を持つものの数(r)を逆算することができます(割合を示す数値 の有効桁数が少ない場合には,正確にそのものの数を求めることはできませんが,たいていは可能ないくつかの場合について検定すれば同じ結論になることが確 かめられるでしょう)。95%CI は検定には不要です。
なお,数千単位の標本では,ほんのわずかの標本比率でも帰無仮説が棄却されるということになりがちでしょう。

No.14388 Re: 二群間比較について。  【NH1006C01F】 2011/03/02(Wed) 21:00

早速のお答えありがとうございました。
上手く計算を行う事が出来ました。

ありがとうございました!

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