No.14065 Re: ABs(2要因被験者間計画) 【青木繁伸】 2010/12/30(Thu) 13:43
> ほぼ同じ幅のバーが半分重なっているとき,有意差はないと解釈しているのですが,このサイトは間違っているのでしょうか?
間違いでしょうね。
"One codec can be said to be better than another with 95% confidence if the bottom of its segment is at or above the top of the competing codec's line segment." といっている。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc038/00236.html
等も参考に。
No.14067 Re: ABs(2要因被験者間計画) 【kamedo2】 2010/12/30(Thu) 20:30
青木先生,御教授有難うございます。
そのサイトでのエラーバーの解釈は間違っている,ということですね。
群ごとの平均値を並べて描く場合には,エラーバーは「平均値±1.96*標準偏差」
要因2:音源を固定した場合はその知識で図をかけますが,そのサイトで行われている,まず要因2を固定して平均を取り,要因2:音源が14種なのでその14個でエラーバーを書くという手法は妥当でしょうか? もし妥当ならそれを真似しようと思います。
No.14069 Re: ABs(2要因被験者間計画) 【青木繁伸】 2010/12/30(Thu) 21:38
エラーバーを描いても,描く方も描かれる方も様々な誤解の上でそれを描きかつ見るわけで,例え「何%重複していた ら差があると解釈できます」とか正しい解釈法(?)が書かれていても,本当に正しく読んでもらえるかも不確かだし,右と左に遠く離れて描かれているエラー バーがどれほど重なっているかどうかなんて,正確に評価できないでしょう(図に定規をあてて補助線を引いて,重なり部分が何%に当たるなんて,いったいど れほどの人がすることでしょう)。このような図においては「百聞は一見にしかず」などというのは期待できないことでしょう。百害あって一利なしということ ではないでしょうか?本文中(または図注,表注)で記述すればそれですむだけの話でしょう。
No.14071 Re: ABs(2要因被験者間計画) 【kamedo2】 2010/12/30(Thu) 22:06
わかりました。エラーバーに頼りすぎるのはやめて,文章での解説を重視することにします。貴重な助言をありがとうございます。
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