No.13719 少し違うカイ自乗検定  【touka】 2010/11/04(Thu) 17:09

教えて下さい。
カイ自乗検定を行いましたが,データは通常の2×2と多少違います。
結果の見方はわかりません。是非先生方,先輩方教えて下さい。
まず,データは
				後屈	前屈	右屈	左屈
うつあり 痛みなし 52 64 42 42
うつあり 痛みあり 69 59 81 80
うつなし 痛みなし 61 72 53 50
うつなし 痛みあり 63 52 71 74
になっています。抑うつの痛みの有無と動きの関係を見たいです。

結果は
「カイ自乗検定の結果」
(上段実測値,下段期待値)
--------------------------------
52 64 42 42
49.746 50.152 50.152 49.949
--------------------------------
69 59 81 80
71.883 72.470 72.470 72.177
--------------------------------
61 72 53 50
58.701 59.180 59.180 58.940
--------------------------------
63 52 71 74
64.670 65.198 65.198 64.934

x2(9)= 20.353 , p<.05
Phi=0.082

「 残差分析の結果 」
(上段調整された残差,下段検定結果)
--------------------------------
0.412 2.530 -1.490 -1.455
ns * ns ns
--------------------------------
-0.466 -2.175 1.377 1.265
ns * ns ns
--------------------------------
0.397 2.208 -1.064 -1.542
ns * ns ns
--------------------------------
-0.279 -2.201 0.967 1.514
ns * ns ns

+p<.10 *p<.05 **p<.01

「 「カイ自乗検定の結果」
(上段実測値,下段期待値)
--------------------------------
52 64 42 42
49.746 50.152 50.152 49.949
--------------------------------
69 59 81 80
71.883 72.470 72.470 72.177
--------------------------------
61 72 53 50
58.701 59.180 59.180 58.940
--------------------------------
63 52 71 74
64.670 65.198 65.198 64.934

x2(9)= 20.353 , p<.05
Phi=0.082

「 残差分析の結果 」
(上段調整された残差,下段検定結果)
--------------------------------
0.412 2.530 -1.490 -1.455
ns * ns ns
--------------------------------
-0.466 -2.175 1.377 1.265
ns * ns ns
--------------------------------
0.397 2.208 -1.064 -1.542
ns * ns ns
--------------------------------
-0.279 -2.201 0.967 1.514
ns * ns ns

+p<.10 *p<.05 **p<.01

「 実測値と残差分析の結果 」
--------------------------------
52 64 ▲ 42 42  
69 59 ▽ 81 80  
61 72 ▲ 53 50  
63 52 ▽ 71 74  
--------------------------------
(▲有意に多い,▽有意に少ない,p<.05)
_/_/_/ Analyzed by JavaScript-STAR _/_/_/

No.13720 Re: 少し違うカイ自乗検定  【青木繁伸】 2010/11/04(Thu) 18:01

どこが「少し違う」のかは分かっておられるんでしょうね。
そもそも,このデータ(集計表)にカイ二乗検定を適用することができるかどうかをまずは考える必要があると思いますけど。
縦の合計を見ると,若干の欠損値があるのか同じ値にはなっていないけどほぼ等しいのですけど,これは対象者ごとに,後屈,前屈,右屈,左屈でなにかを測定した結果でしょうか?52とか64の数値は,該当する人数?それとも測定値の平均?

> 結果の見方はわかりません。

示されている計算結果は,分割表のように見える(あるいは,データを分割表と見なした)ものに,独立性の検定(カイ二乗検定)を適用し,残差分析をしたものです。結果の見方は,残差分析について調べれば分かることでしょう。

しかし,前提が正しくなければ,出てきた結果も正しくないでしょう。

結果の見方も分からないような分析手法を採用するのは,その分析手法の目的や用いるデータに求められる条件も分からないというわけで,それはいくらなんでもひどいでしょう。

後屈,前屈,右屈,左屈ごとに,以下のような2×2分割表を作って,独立性の検定を行うのが正しい方法では?
後屈したときに
     痛みなし  痛みあり
うつあり   52 69
うつなし 61 63

以下同様に

No.13721 Re: 少し違うカイ自乗検定  【Touka】 2010/11/04(Thu) 18:50

ご指導どうもありがとうございます。
まず,すべての値段は人数です。
そして,何でカイ検定は駄目ですか?初心者なので,貴重な時間を割いてご指導をいだたければ幸いです。

No.13722 Re: 少し違うカイ自乗検定  【青木繁伸】 2010/11/04(Thu) 18:57

同じ人に4つの質問,後屈,前屈,右屈,左屈 したときに痛みがありますか?というのを表にしたのでしょう?
13720 の後半に書いたことを読んでください。
総合計が調査人数にならない分割表はカイ二乗検定の対象にできないのです。
1個の4×4行列ではなく,2×2行列が4つあるのです。
独立性の検定をおさらいすると良いでしょう。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Cross/cross.html
「初心者なので」というのは言い訳になりません。自分でも調べないと。
厳しい言い方ですが,わからないものは使わなければ良いだけなのです。

No.13727 Re: 少し違うカイ自乗検定  【rappapyon】 2010/11/05(Fri) 22:50

はじめまして。

名義尺度データばかりの調査結果まとめにほとほと苦労中の者です。

ええと 少なくとも 

「抑うつ」の有無データと
「姿勢の変化に伴う痛み」の有無データ

をお持ちなのですね?

抑うつと疼痛をクロスする理由もよくわからないけれど

何よりかにより
「初心者なので,貴重な時間を割いてご指導をいだたければ幸いです。」
というところが 気にかかりました。

自助努力でできることがもう少しありますから。

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