No.10633 差がある、ない?  【ちか】 2009/08/12(Wed) 23:00

よろしくお願いします。

2種類の方法で測定した資料が3つあるとします。
値は
測定法1の方法では,30.8 31.4 32.5 で
測定法2の方法では,23.3 23.7 25.2となります。

測定法1と2では資料の測定値の差の割合が異なります。(測定法1<測定法2)
「測定法1では差がなく,測定法2では差がある」といったような結果にしたいのですが,差がある,ないを統計学上であらわすときどのような手段がありますでしょうか?

わかりにくい文章で申し訳ありません。教えてください。

No.10638 Re: 差がある,ない?  【ちか】 2009/08/14(Fri) 12:44

アボガドさんありがとうございます。
わかりにくい質問で申し訳ありません。
「1では正確に測定できる(≒30となる)がBではそうでない(≠30)といいたいということでしょうか。」ということではなく,”測定法1は測定値に差がなく,測定法2には差がある”ということが証明できればと思っております。

詳しく説明していただきありがとうございます。

No.10639 Re: 差がある,ない?  【アボガド】 2009/08/14(Fri) 14:56

1つのものを2つの測定方法で繰り返し計ったのですよね。たとえば極端な例を言えば,ある1人の人間の身長を測定器AとBで繰り返し測って,どちらの測定器のほうが誤差の出方が小さくまた本来の慎重に近いかを検討すると言うようなことですよね。

”測定法1は測定値に差がなく,測定法2には差がある”
ということの,差とは何と何の間にあるものかわからないんですが,

”測定法1は「それぞれの測定値の間に」差がなく,測定法2には差がある”
ということですか?それならば

”測定法1は測定値にばらつき(=分散≒測定値間の差)がなく,測定法2にはばらつきがある”
ということを言いたいということですね。

測定1はばらつきがない(つまり,測定1の分散=0),というのは難しいような気もします。だって実際にばらついていますからね。(30.8 31.4 32.5)それに,母分散=0の検定は無理じゃないですか?統計量の分母が0になってしまうからです。

F検定という,2群の分散の検定があります。これを使えば,測定1のばらつきと測定2のばらつきが等しくないこと言うことが出来ます。その結果,どちらの測定のほうが妥当である,といった結論に結びつけることが出来ようかと思います。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Average/bobunsan.html

No.10651 Re: 差がある,ない?  【アボガド】 2009/08/16(Sun) 21:41

10636の私の意見は誤りがあるようです。そもそもご質問に沿った回答ではないので削除しました。本当にすみません。

No.10655 Re: 差がある,ない?  【ちか】 2009/08/18(Tue) 12:09

返信が遅れて申し訳ありません。
アボガドさん詳しく教えていただきありがとうございます。
とりあえず,F検定のことをじっくり勉強したいと思います。

わかりにくい質問に回答していただき本当にありがとうございました。

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