No.06955 同等性の検定について  【オランジュ】 2008/07/08(Tue) 00:54

質問させてください。

ある職業の血液型の分布が日本全体の血液型の分布と同等かどうかを調べるの同等性の検定を以下のように行います。

データ

職業A A型30% B型30% O型20% AB型10%
日本  A型30% B型38% O型21% AB型11%

同等性の検定は,独立性の検定=カイ2乗検定で行ってよいので

data <- matrix(c(30,30,20,10,30,38,21,11), ncol=4, byrow=TRUE)
chisq.test(data)

としたのですが,間違いがあればご指摘ください。

No.06958 Re: 同等性の検定について  【青木繁伸】 2008/07/08(Tue) 07:26

職業Aでの血液型比率の合計が100%にならないのはおいておくとして,パーセントのデータを使って検定はできません。使うのは,観察数です。
また,日本全体のデータは母比率ですから,独立性の検定ではなく適合度の検定になりますね。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/GoodnessOfFitness/nominalscale.html
を見てみるとよいでしょう。
なお,たとえ話か知りませんが,ある職業にある血液型が多いとか少ないとかいう仮説はナンセンスです。

No.06962 Re: 同等性の検定について  【オランジュ 】 2008/07/08(Tue) 15:17

リンク先のメンデルの法則とおなじですね。とてもよくわかりました。ありがとうございました。ある職業にある血液型が多いというのはナンセンスなのですか!調べてみます。

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