No.06311 Re: 認識の差に関する研究 【青木繁伸】 2008/04/08(Tue) 22:55
> 3・4を肯定群,2・1を否定群とし
というのは,データの精度を落とすことになるので 余りお勧めではないかも知れませんね。このようにデータ変換をした後は2値データ(2つの値の内のいずれかを取るデータ)になるので,生徒群と教職者群の 2群で集計すると2行・2列の集計表ができますね。このような場合に適用できるのは,2群の比率(割合)の差の検定(および,それと同等な2×2分割表に 対する独立性の検定,およびその正確検定である Fisherの 正確検定)。
元のままの1〜4の値を取るデータは,生徒群と教職者群の 2群で,分布の差の検定(2行4列の集計表における,独立性の検定)を行うことができます。しかし,この場合には,1〜4には順序がある(順序尺度デー タ)ので,その情報を活かすと,二群の中央値の差の検定(マン・ホイットニーの U 検定)というのがあります。
統計手法の選択ガイド
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/FlowChart/Tutorial.html
を試してみるのもよいでしょう。
No.06312 Re: 認識の差に関する研究 【小林】 2008/04/08(Tue) 23:15
お忙しい中,お返事をいただけたことに感謝します。
データの精度に関しても再度検討してみたいと思います。
大変参考になり,助けられました。
ありがとうございました。
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