No.04559 平均値間の検定を行う際の測定誤差について  【風巻@北大】 2007/10/22(Mon) 16:55

質問させてください。
現在,定量的RT-PCR法でマウスの遺伝子発現量を調べています。
マウスをA群(ターゲット)とB群(コントロール)とに分け,それぞれ3匹ずつ用意しました。そしてその各匹に対して,同じ実験操作をhexaplicateで6回行っています。

機器付属のソフトウェアで,hexaplicateの結果を各匹ごとにまとめて発現量(正確にはdCt値ですが)の平均値と標準誤差を出してくれます。例えばこのような感じです。

Sample Avg StdErr
--------------------------
A-1 9.793 0.280
A-2 10.107 0.270
A-3 11.632 0.227

B-1 9.710 0.312
B-2 10.642 0.213
B-3 10.139 0.240

さて,ここからA群とB群との間で平均値に有意差があるかを検定したいのですが,その際この測定誤差はどのように処理すればよいのでしょうか。測定誤差を考えずに平均値だけを使って検定すればよいのか,それとも測定誤差も含めての検定法があるのか。
また,検定を行う場合のn数は個体数としてn=3で行うのか,測定回数としてn=18で行うのか。
教科書やネットで調べてみたのですが,有用な情報が得られませんでした。

よろしければご教授下さると幸です。

No.04571 Re: 平均値間の検定を行う際の測定誤差について  【マスオ】 2007/10/24(Wed) 02:55

こんばんは.

こちら↓を参照してみてください.

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc035/08288.html

No.04572 Re: 平均値間の検定を行う際の測定誤差について  【太郎】 2007/10/24(Wed) 13:02

 処理(A,Bの2水準),個体(3水準)の2因子実験ととらえれば,6反復になります。
(反復は乱塊法)
 その場合,処理の主効果が有意になれば,AとBには差があるといえると思います

No.04629 Re: 平均値間の検定を行う際の測定誤差について  【風巻@北大】 2007/11/06(Tue) 16:18

皆様ありがとうございます。
nested ANOVAについて調べてみたいと思います。

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