No.01715 Re: 対応ありの比率の差の検定について 【青木繁伸】 2006/12/01(Fri) 08:46
あらゆる検定に,最適化された多重比較の方法が確立されているわけではないと思います。
そのような場合でも適用できる,ボンフェローニ法をお使いになるのがよいかもしれませんね。
No.01746 Re: 対応ありの比率の差の検定について 【mow】 2006/12/04(Mon) 16:40
返信ありがとうございます.対応ありのデータを扱っているので,コクランのQ検定で3群の比較をした後, McNemer検定で2群ずつの検定をしています.また,フリードマン検定で3群の比較をした後,Willcoxonの符号付順位検定を繰り返ししていま す.どちらとも有意水準を調整していなのですが,この分析は問題でしょうか?対応ありのデータに使える多重比較法がわからなかったのでこのようにしていた のですが.
アドバイスいただいた,ボンフェローニ法は対応ありでも使用可能だということでしょうか?
1.ボンフェローニ法を使う
2.有意水準を調整して,上記の方法を検討する
3.上記のままでも問題ない
この1から3の中ではどの選択肢がよいのでしょうか?アドバイスいただけたらうれしいです.
No.01747 Re: 対応ありの比率の差の検定について 【青木繁伸】 2006/12/04(Mon) 16:48
貴方の言う「有意水準の調整」というのが何をさしているのかわかりませんが,検定の多重性の調整ということでしたら,ボンフェローニ法はその一つであるということです。要するに,検定がk回繰り返されるなら,個々の有意水準をα/kにしておきましょうというやつです。
3番目の選択肢というのはよくないと思いますね。
フリードマンの検定の多重比較は
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/TwoWayANOVA/friedman-m.html
というのもあります。
No.01756 Re: 対応ありの比率の差の検定について 【mow】 2006/12/05(Tue) 01:27
ありがとうございます.
やはり,そのまま3の方法だとよくないのですね.
ボンフェローニ法やフリードマンの検定の多重比較はについて勉強します.
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