★ 実測値と予測値の誤差検定 ★

8280. 実測値と予測値の誤差検定 統計初心者 2005/11/10 (木) 14:01
└8283. Re: 実測値と予測値の誤差検定 青木繁伸 2005/11/10 (木) 15:49
 └8286. Re^2: 実測値と予測値の誤差検定 統計初心者 2005/11/10 (木) 20:44


8280. 実測値と予測値の誤差検定 統計初心者  2005/11/10 (木) 14:01
投薬時刻と薬理効果が現れるまでの時間について実験を行っているのですが,理論上では,「(薬理効果)y=−X(投薬時刻) −3」という単純な式で求められることになっているのですが,実際の実験では予測値(y)との間に誤差(実測値−y)が生じます。そこで実測値と予測値の 誤差が0に近くなればうまく効果が現れると考えれるのですがが,その誤差が0からどれくらいの範囲内であれば統計的に誤差がないといえるのでしょうか?た とえば,実測値と予測値の誤差が3の場合なら誤差範囲であるのような・・・。統計以前の問題と一掃されてしまいそうで心配ですが,ご指導のほどよろしくお 願いします。

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8283. Re: 実測値と予測値の誤差検定 青木繁伸  2005/11/10 (木) 15:49
まさに統計以前の問題ですね。
別に統計学を知らないからと言って門前払いするわけではなくて,そのようなことは,その分野分野の知見に依存するわけで,「統計学ごときがそのような重大な問題に答えられる訳がない」ということです。

ちょっと考えても「誤差が3以内」なんていっても,測定値の平均値のオーダーがわからないと何とも言えないでしょう。
測定値1000というときの誤差3と,測定値10というときの誤差3が同じ訳ありませんよね。
また,測定値10でも,測定値の範囲が1〜20のときの誤差3というのと,範囲が8〜12のtときの誤差3も意味がまるっきり違いますね。

そのあたりを見極めた後で,実測値と予測値の差の母平均が0かどうかの検定をやればよいのではないでしょうか。

わからないまま検定に突っ走るのは,大けがの元です。

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8286. Re^2: 実測値と予測値の誤差検定 統計初心者  2005/11/10 (木) 20:44
青木先生回答ありがとうございました。たしかに母集団を予測するためのデータ(平均値と標準偏差)がないもので統計処理に助けを求めるのが大きな誤りでした。理論値に近いデータを集めることからはじめようと思います。お忙しいところご指導ありがとうございました。

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