★ Re^2: 自由度 ★

8136. Re^2: 自由度 不自由 2005/10/30 (日) 01:05
└8140. Re^3: 自由度 zhunai 2005/10/30 (日) 15:30


8136. Re^2: 自由度 不自由  2005/10/30 (日) 01:05
cricketさん,レスありがとうございました。

頂いたリンク先のページを読んでまいりました。疑問氷解というわけにはいきませんでしたが,ピアソンとフィッシャーの間に自由度をめぐっての論争があったことを知り,やはり一筋縄ではいかない問題なのかな,と,妙に安心したりました。

分割表に対するカイ2乗検定の自由度をピアソンはr×cと主張していたということですが,現実との不整合に逢着することはなかったんでしょうかね…。

お教えいただいたページ,自由度以外にも興味津々の問題がさまざま取り上げられており,喜んでいます(難しそうですが…)。どうもありがとうございました。



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8140. Re^3: 自由度 zhunai  2005/10/30 (日) 15:30
たとえば,私の参考にしている本には次のように書いてあります.(私は統計初学者なので,私の理解の範囲内で書いていますので気をつけてください)

分 散は偏差平方の平均値です.この場合,偏差平方和をサンプル数nで割り算しています.一方,偏差の合計はゼロになることが分かっていますので,n個の偏差 の内,任意の(n-1)個を与えると残りのひとつは偏差の合計=ゼロの関係より決まってしまいます.従って,n個の偏差のうち自由に動けるのは(n-1) 個なので,偏差の自由度は(n-1)となります.なので自由度調整済分散(不偏分散)の計算では偏差平方和を偏差の自由度(n-1)で割り算しています.

参考書:統計学<プログレッシブ経済学シリーズ>刈屋武昭,勝浦正樹著 東洋経済新報社

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