★ 対応のある3標本以上の検定 ★

7924. 対応のある3標本以上の検定 みよ 2005/10/12 (水) 13:09
└7925. Re: 対応のある3標本以上の検定 青木繁伸 2005/10/12 (水) 13:44
 └7927. Re^2: 対応のある3標本以上の検定 みよ 2005/10/12 (水) 14:22
  └7929. Re^3: 対応のある3標本以上の検定 青木繁伸 2005/10/12 (水) 17:35


7924. 対応のある3標本以上の検定 みよ  2005/10/12 (水) 13:09
こんにちは。
比率の検定を行いたく,手法の選択ガイドを拝見いたしました。
対応のある3標本以上の検定のコクランのQ検定を見たのですが,各データは 2 値型の変数でないといけないとなっています。

下記のような

n=100  順位1 順位2 順位3 順位4
条件A:   10   20   30   40
条件B:   15   25   30   30
条件C:   20   20   20   40
条件D:   25   20   5   50

対応のある3標本以上の検定で,2値の変数でない場合,
どのような検定を行えばよろしいのでしょうか?

     [このページのトップへ]


7925. Re: 対応のある3標本以上の検定 青木繁伸  2005/10/12 (水) 13:44
> 比率の検定を行いたく,手法の選択ガイドを拝見いたしました。
> 対応のある3標本以上の検定のコクランのQ検定を見たのですが,各データは 2 値型の変数でないといけないとなっています。

> n=100  順位1 順位2 順位3 順位4
> 条件A:   10   20   30   40
> 条件B:   15   25   30   30
> 条件C:   20   20   20   40
> 条件D:   25   20   5   50

比率のデータなんですか。つまり上の数値は%?
条件 A〜D の4つが対応していて,100人がこの4条件の下で観察されると。
で,順位の1〜4ってのは,なんなんでしょうか。
データの尺度により,名義尺度ならコクランのQ検定ですけど,順序尺度ならフリードマンの検定,間隔尺度・比尺度なら乱塊法(repeated measure)がありますが,データの性質を詳しく述べて頂かないと判断つきません。ご自分で判断すれば良いのですが。

     [このページのトップへ]


7927. Re^2: 対応のある3標本以上の検定 みよ  2005/10/12 (水) 14:22
> 比率のデータなんですか。つまり上の数値は%?
> 条件 A〜D の4つが対応していて,100人がこの4条件の下で観察されると。
> で,順位の1〜4ってのは,なんなんでしょうか。

紛らわしくてすみません。
100人に異なる4条件で下記のような結果が得られたとします。
  良い やや良い やや悪い 悪い|合計
条件A:    10    20    30   40|100人
条件B:    15    25    30   30|100人
条件C:    20    20    20   40|100人
条件D:    25    20    5   50|100人

この例ですと,条件Dのやや悪いが他の条件よりも人数が少ないように見えます。
差がありそうだというのは目視でも解るのですが,
他の箇所,例えば,条件Aの良いは,他の条件より比率が少ないと考えてよいかどうかを
検定したいということです。

> データの尺度により,名義尺度ならコクランのQ検定ですけど,順序尺度ならフリード
> マンの検定,間隔尺度・比尺度なら乱塊法(repeated measure)がありますが,データ
> の性質を詳しく述べて頂かないと判断つきません。ご自分で判断すれば良いのですが。

なるほど。
順序尺度なので,フリードマンの検定を行うということですね。

     [このページのトップへ]


7929. Re^3: 対応のある3標本以上の検定 青木繁伸  2005/10/12 (水) 17:35
蛇足ですが,以下のような 100×4 データ行列を作って検定します。


    条件A  条件B  条件C  条件D
被検者1  4    3    1    3
被検者2  3    2    2    1
 :
被検者100 1    1    2    3

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 035 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る