★ 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 ★

7760. 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 MEG 2005/09/26 (月) 00:04
└7769. Re: 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 青木繁伸 2005/09/26 (月) 15:48
 └7782. Re^2: 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 MEG 2005/09/27 (火) 23:47


7760. 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 MEG  2005/09/26 (月) 00:04
はじめまして。多変量に拡張された平均値の差の検定,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Wilks/wilks2.html
に おいて,2群に対応のある場合に関しての質問です。ある計測手法で(異なるかも知れない)2点の3次元位置座標を計測します。計測は繰り返し施行します が,1回の計測施行における2点の計測結果には偶然誤差(x, y, zは分散は異なるが無相関かつ正規分布)の他に,施行毎の系統誤差(3次元空間での平行移動)を含むため,対応のある2群3変数データとなります。
各施行結果の2点の計測値の相対ベクトルを求め,その分布中心からマハラノビス距離で決まる等確率楕円体(95%)の外に原点があれば帰無仮説は棄却(p<0.05)される,で宜しいでしょうか。
1.それよりも普通はこうやるよ,というようなお話があるようでしたら,ご教授頂けますと幸いです。
2.Paperには,「各施行の相対ベクトルの95% Confidence volumeをMahalanobis距離より求め,基点がこの信頼域外にあるため…」等とDescriptiveに表現することになりましょうか?
以上,宜しくお願い申し上げます。

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7769. Re: 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 青木繁伸  2005/09/26 (月) 15:48
> 各施行結果の2点の計測値の相対ベクトルを求め,その分布中心からマハラノビス距離で決まる等確率楕円体(95%)の外に原点があれば帰無仮説は棄却(p<0.05)される,で宜しいでしょうか。

データの95%が収まる範囲と,平均値の95%信頼区間は違いますよ。
おわかりでしょうが,念のため。

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7782. Re^2: 対応のある多変量に拡張された平均値の差の検定 MEG  2005/09/27 (火) 23:47
ご返信ありがとうございます。
相対ベクトルのx, y, zを成分毎に標本平均,標本標準偏差で正規化してしまえば,x, y, zが無相関な場合は等確率楕円体は球になり,結局一次元(距離)のt-testとなりますか?
相対ベクトルを求めなくとも,2点の計測値の標本平均を結ぶ軸への標本の正射影でpaired t-testをすることと等価になるでしょうか?

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