★ 検定の選択 ★
2852. 検定の選択 K 2004/03/26 (金) 23:52
└2853. Re: 検定の選択 青木繁伸 2004/03/27 (土) 00:28
└2864. Re^2: 検定の選択 K 2004/03/30 (火) 02:05
2852. 検定の選択 K 2004/03/26 (金) 23:52
はじめまして。
過去ログなどを読ませていただいて,だいたい見えてきたのですが,直接みなさんにお聞きしようと思い,書き込もうと思いました。
まず,サンプルの絶対数が少ないので,ノンパラメトリック法での統計をしようと思っています。また,尺度が順序尺度であることなどからノンパラメトリックにしようと思いました。
ちょっと説明が長くなるかもしれませんが,よろしくお願いします。
そこで,私が迷っているのは私のリサーチのデータが「対応のある」データなのか「対応のない」データなのかということです。
同じ人のあるワークショップの前後の平均の差を見ようとしているので,対応のあるデータだと思うのですが・・・
例題で出てくるのは,何人もの人のデータの前後の平均の差を見ていているのに対して,私のデータは,一人のデータ(1から5にカテゴライズされたスコア)が20個くらいあって,それが2群あって,その平均の差を見るって感じなんですが。
過去ログを見てて思ったんですが,Wilcoxonの符号順位和検定なんかだと,ペアを作ってその差を使って検定していて,このペアを作るっていうのが私のデータでも有効なのかって言うのが分からないんです。
これだと,どんな統計がいいのでしょうか?
説明が下手で上手くいえている自信が無いのですが,言ってることつたわってるでしょうか?
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2853. Re: 検定の選択 青木繁伸 2004/03/27 (土) 00:28
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc027/02026.html
なども参照してください。
ある一人の人の,あるイベントの前後の二群のデータ(おのおの複数個のデータからなる)。
各群のデータの独立性,群間の独立性というのに微妙なものがありますね。
イベントの前後で比較するということなら,対応のない二標本データでしょう。
ただし,イベントの前後で多くの対象者からデータを1回ずつ採るのに比べて,データのばらつきは極端に小さい可能性がある。
いずれにしても,イベント(ワークショップ)の効果を調べるという意図であっても,その一人の人についてだけいえることで,一般化できない訳です。それで良いなら,それでよいでしょう。
普通,イベント(ワークショップ)の効果を調べようということなら,イベントの前後のデータを一回ずつ,たくさんの人について採取する。そして,対応のあるデータとして分析するのが定石でしょう。
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2864. Re^2: 検定の選択 K 2004/03/30 (火) 02:05
早速の返信どうもありがとうございます。
とても,参考になりました。
いろいろ検討した上でリサーチを始めていこうと思います。
また,疑問が出てくると思われるのでそのときはよろしくお願いします。
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