★ 対応のない2群の比較:再度御教授下さい ★

2204. 対応のない2群の比較:再度御教授下さい MI 2004/02/03 (火) 22:05
└2205. Re: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい 青木繁伸 2004/02/03 (火) 22:59
 └2207. Re^2: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい MI 2004/02/03 (火) 23:55
  └2208. Re^3: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい 青木繁伸 2004/02/04 (水) 00:10
   └2209. Re^4: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい MI 2004/02/04 (水) 02:24


2204. 対応のない2群の比較:再度御教授下さい MI  2004/02/03 (火) 22:05
以前の投稿内容検索では少々分かりにくかったもので,コメントを頂ければ幸いです。retrospectiveなclinical レビューで,非常に少ない症例14例の「入院時ショックの有・無」に対する「入院日数」の長短をStatviewで計算しましたが,t検定・Mann-Whitney/U検定で共にp<0.05を得ました。しかし,ショック有症例は3例のみです。この場合は有意差ありとできるのでしょうか,また統計方法は他にありますでしょうか? 非常に珍しい症例のために現時点でnは増やせない現状です。

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2205. Re: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい 青木繁伸  2004/02/03 (火) 22:59
> Statviewで計算しましたが,t検定・Mann-Whitney/U検定で共にp<0.05を得ました。しかし,ショック有症例は3例のみです。この場合は有意差ありとできるのでしょうか,

検定は,用いたデータ数の下での「統計学的有意」を判定するものですから,データ数が少なくても有意であった場合には胸をはれます。

> また統計方法は他にありますでしょうか?

StatView の計算方法は知りませんが,t test / U test の Exact test をやれば申し分ないと思います。

なお,データ数が少ないということで,個々のケースの吟味を十分に行う方がいいと思います。というのも,少ない例数では,対象の性・年齢のほか制御しきれない様々な要因の違いがあると思われ,入院日数の長短が,入院時ショックの有無以外の要因に左右されていないかなどということを検討する必要はないでしょうかということです。

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2207. Re^2: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい MI  2004/02/03 (火) 23:55
青木先生,早速の御教授ありがとうございます。m(..)m
早速症例の再検討にかかろうと思いますが,ちなみに,有意差がどちらも出ているのであれば,t検定・Mann-Whitney/U検定のどちらが一層胸を張りやすいでしょうか?(^^; 
医学の世界では何でもカイ2乗・t検定が多いようには思っております。
今後とも,よろしくお願い申し上げます。m(..)m

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2208. Re^3: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい 青木繁伸  2004/02/04 (水) 00:10
どちらも有意であるならば,仮定の少ない U test の方が望ましいでしょうか。

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2209. Re^4: 対応のない2群の比較:再度御教授下さい MI  2004/02/04 (水) 02:24
ありがとうございました。症例検討・論文作成に勤しみたいと存じます(汗…)。

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