★ 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが ★

1572. 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが べろべろ 2004/01/03 (土) 01:58
└1574. Re: 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが 青木繁伸 2004/01/03 (土) 10:01
 └1580. Re^2: 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが べろべろ 2004/01/03 (土) 12:51
  └1583. Re^3: 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが 青木繁伸 2004/01/03 (土) 16:42


1572. 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが べろべろ  2004/01/03 (土) 01:58
共分散構造分析を用たいのですが,性差をコバリエートする際,性別にダミー変数を割り当てて,観測変数としてパス図の中に組み込んでしまっても良いのでしょうか?

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1574. Re: 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが 青木繁伸  2004/01/03 (土) 10:01
> 共分散構造分析を用たいのですが,性差をコバリエートする際,性別にダミー変数を割り当てて,観測変数としてパス図の中に組み込んでしまっても良いのでしょうか?

いけないと思ったのでしょうか。なぜそう思ったのでしょうか。

なお,ダミー変数の本質は2値データ(二種類の値のどちらかしか取らない)ということであり,必ずしも0/1データである必要はさらさらありません。性別として1/2データであってもわざわざ0/1に変換する必要もないし,1と1000という2つのデータを取るとして入力されていても一向差し支えないことに留意。

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1580. Re^2: 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが べろべろ  2004/01/03 (土) 12:51
ありがとうございます。

なぜ?・・・と聞かれると大変困ってしまうのですが(^^;,医学系のペーパーで,性差をパス図に書き込んでいるものを読んだことがなかったので。。。大概のペーパーは男女別にパスを作成しているので,一つの観測変数としてパス図に書き込むことに数学的な問題がありはしないかと,危惧したのであります(男女を分けるほどにnがないのです)。

余談ですが,最近,医学系の世界では,脳高次機能に関する論文に共分散構造分析を用いるのが流行っています。脳の部位と部位の機能的な結びつきを示すのにパスを用いているのですが,そのほとんどすべてが,nはせいぜい10から20の間です。この分野がトピックであることから,インパクトファクターが10点代の雑誌に収録される場合も珍しくないのですが,やはりnは前述程度の少なさです。
統計が厳しくなっている昨今なのに,不思議な印象がするのですが,統計の専門の先生方から見た場合,どんなものなのでしょうか。

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1583. Re^3: 共分散構造分析でダミー変数を使いたいのですが 青木繁伸  2004/01/03 (土) 16:42
> 医学系のペーパーで,性差をパス図に書き込んでいるものを読んだことがなかったので。。。大概のペーパーは男女別にパスを作成しているので,一つの観測変数としてパス図に書き込むことに数学的な問題がありはしないかと,危惧したのであります(男女を分けるほどにnがないのです)。

統計学的に問題ないとはいっても,医学的に問題がないとはだれもいっておりませんのでご注意。取り扱っている問題により,性差の正しい取り扱いというのが当然ありますよね。一緒にしてもいい場合,一緒にしなければいけない場合,一緒にしてはいけない場合,どちらでもいい場合。

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