★ AppleWorks ! ★

1486. AppleWorks ! 青木繁伸 2003/12/20 (土) 18:41
└1487. Re: AppleWorks ! 青木繁伸 2003/12/20 (土) 18:55
 └1488. Re^2: AppleWorks ! 青木繁伸 2003/12/20 (土) 18:58
  └1489. Re^3: AppleWorks ! 青木繁伸 2003/12/20 (土) 19:20


1486. AppleWorks ! 青木繁伸  2003/12/20 (土) 18:41
MicroSoft の Excel がひどいということは,ここにもよく書いたのだが,今朝,Mac OS X パンサーに含まれている AppleWorks 6 の中の「表計算」の関数の説明をみたのであるが,あきれた。

統計関係と分類された関数は,average, count, count2, max, min, product, stdev, sum, var の9種類しかない。数が少ないのはともかく,ヘルプで出てくる短い説明が変!

product リスト内の番号の製品
sum リストに数値を追加する

直訳・誤訳もほどがある。

product(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)
は,想像したとおり 3628800 を返す。

sum だって,中学生でも,あんな訳はしないだろう(わからないけど)。

しかし,product は,統計関連の関数だろうか。

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1487. Re: AppleWorks ! 青木繁伸  2003/12/20 (土) 18:55
var は,「母集団の分散」と書いてある。
Excel だと,その言い方のものは varp である。
varp はないのだが,AppleWorks で var(1,2,3) を計算してみると何になったと思いますか。1 です。不偏分散です。

私としては,「母分散の不偏推定値が不偏分散」と理解しているので AppleWorks の解釈の方が正しいと思います。

問題は,オンラインヘルプの翻訳の問題ではないかと思います。
英語の原文では,「母分散の推定値 estimate of population variance」と書いてあったのでは?

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1488. Re^2: AppleWorks ! 青木繁伸  2003/12/20 (土) 18:58
で,用件を忘れたが,

var(1+1e7, 2+1e7, 3+1e7) は 1 と正しいが,

var(1+1e8, 2+1e8, 3+1e8) は 0 になる。

Excel と,同レベルの稚拙なプログラミングだ。

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1489. Re^3: AppleWorks ! 青木繁伸  2003/12/20 (土) 19:20
いろいろつっこみどころがある(ばかばかしくて,つっこみがいがない)

数学関数

frac 実数の分数部分を計算する
mod 数値が除算されたときに通知する

翻訳するときに,実際にやってみるなんてことは,翻訳家はしないんだろうな。

おもしろ翻訳

beep() コンピュータの警告音を再生する
not(論理式) 数値または式の逆の結果を返す
if(論理式,真の場合,偽の場合) 式の真偽を判定する
logical(データ) 引数の真偽評価が可能かどうかを判定する
isna(データ) セルの内容を #NAN エラーの基準に照らして評価する

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